とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

プラーナパンクス ピーナッツ ウッディーロケット 

2018-02-26 09:25:41 | snow board
行ってまいりました、ON Snow Jam 2018 峰の原。

今回の目的はそう、ヒゲおじさんに話題沸騰prana punks のピーナッツ🥜146を乗り比べて、ナベさんにそのあつ〜い思いを聞いてこようじゃないか!ってのが今回のミッションでありました。



ハイ、こちらがピーナッツ。

雪板名人 五明A24名人の雪板をベースに、ナベさんのスノーボードづくりのノウハウをブレンドし、ハンドメイドでウッドコアを製作、その型にコアを注入しているわけです。

ハイ、こちらがその雪板名人↓





雪板でヒップを飛び越え、キッカーで軽くオーリーからのどえらいスピードでクウォーターに突っ込んで、この笑顔(笑)

さあ、話しを戻しましょう。

ピーナッツ146はアウトラインを工場ギリギリの幅まで調整、スピードを出しても暴れない最適な不等厚、縦横斜めのグラスファイバーで補強。考え抜かれております。

幅のあるロングノーズは緩やかに、ボトムはフラット、そしてテールロッカーは緩やかに長くといった感じになっています。










ウッドコアが現在のサンプルでは3種類。



スタンダードコア



ハードコア



カスタムコア

の3パターン。

ウッディロケットも同じだそうです。



で、気になる乗り味に行ってみましょう。

まず試乗したのはハードバージョン。

一応ですが、わたくし180cm、73kg、現在の相棒は164easyriderで、固めが好みの判断なのであしからず。
実際ご注文の際は出来れば試乗を、出来ない場合は気心しれたショップの方のアドバイスを受けられることをお勧めいたします。

さてさて、峰の原一本目。
スケーティングしている段階で「ハイハイ、これはいいやつだな」と思うスムーズさ。エッジの掛かりも好きな奴。
a24くんの雪板と同じ、雪に対してのスムーズな流れを感じますね。美しいアウトラインは機能も良いのです。

緩斜面を滑りだしてエッジを掛けた瞬間!

「はい!好きなやーつー」

146という短さを感じなさせないグリップ力と雪面に対してのスムーズな流れ。
ローロッカーテールの安心感。これは結構、いや、いつでも乗れるやつー!と斜度のあるところを落としていきました。

ぐんぐん出ます。
ぐんぐん出ます。

大きなターンをして、試すように小さなターン。
感じたことのない小さな小さな弧で回ります。初めて6’3のDUO(サーフボードの話し)に乗った時のようなクイックな反応。
ジトーっと踏んでいれば伸びるように引っ張るターンも出来る。俺のサーフボードだとDUOに似てます。

板のフレックスは、パッとしたフレックスは硬い?と思いますが、ねじったり、たわませたりした後の心地は良いです。ねと~、むにょ~と戻りまでの時間が心地良い余韻で、ターンの後半あっちゃんの雪板の滑り方の様にテールを押し出すとこのテールがすごく良いんです。
めくれあがっているテールではないので、プリン!とまくられることもなく、縦方向の重心移動の時に預けられるんですよね。その時にこのハードコアのむにょ~んが良いんですよ。やべえ、抜けちゃうかも!って心配が少ない(やり過ぎりゃ抜けます(笑))。

今までoutflow cat、replant blessingを試乗して体験してますからね、そこそこまくられている俺が言ってるんだから間違いない(笑)

スケーターでもある、ちょっとの段差をすぐ飛んじゃうあっちゃんが、ちゃんと飛べるテールです。

雪板でも、スノーボードでも一緒に滑ったことがあるので、ほんと、五明A24を体現しているような板ですね~。

さあ、続いでスタンダードコアを試乗。

ヒノキの配合が多いスタンダード。
コアで同じ板が全然違う板に感じました。ヒノキは元々針葉樹です。とがった様に縦に伸びる木です。
日本の建築を見てわかる通り、直線的なものが多いですよね?
曲がってもすぐに元に戻ろうとするスピードが速いんです、むしろ小気味よく曲がろうとしない、と言った方が良いかな。
俺の印象としては「雪板に近い」と思いました。
軽さと雪をはじいていく張り、ターンしている様子は雪板を固定した。そんな面白さです。
操作の軽さはこっちですね、俺はね。オーリーのポップ感とか、好きですね~。

操作の軽さとヒノキの張りのスタンダード

チョットしっかりした乗りの重さとむにょーんの両立のハード

そんな感じでした。
カスタムコアは出払って乗るタイミングはなかったのが残念でしたが、ハードのウッディーロケットを試乗。

コアは同じなので、板のフレックスは同じ印象ですが、アウトラインが番長です。
どーんと行って、バーンと行って、ざーん!またどーんと行ってバーンと行ってまくられて(笑)
もう少しテールが欲しい~!(笑)

って言ってたら、ナベさんが「もうちょっとテール長くしてダイアモンドっぽくするやつもやるかも~」と言っておりました。
男なら現行テール。軟弱なやつはストレッチされたダイアモンドをお勧めします(笑)

164のコアを変えたeasyrider、outflow 160も乗りましたが、それは次の機会に話しますね。

ナベさんとも、板の特徴やウッドコアの事、スノーボードとしてだってら作れなかったピーナッツのスペックなど、しっかりと話しさせてもらいました。

すげー回転するじゃん!思ったサイトカーブ4M台だって(笑)
数字で作るスノーボードではまずやりませんね(笑)

ピーナッツカスタムコアも神奈川の木をかき集めて、コア作ってピーナッツにしてもらうとか、出来たら最高ですね〜〜なんて話しもしてきました。
秦野は落花生の町ですからね。茹でピーナッツ抱えて行きましょう(笑)









greenlab、プラーナパンクス共に大賑わいでしたね。
さすが峰の原、おひざ元です(笑)

greenlab、プラーナパンクス共にお近くの信頼のおけるディーラーさん、またはRGBstore(とんかちドリルズのスタッフ)でもオーダー頂けます。
聞きたいことなどありましたらガンガンコメントくださいませ。

俺は、買います!(笑)

以下prana punks snowboardingからの転用です。

The Peanuts & Woody Rocket

縄文オリジナルウッドコア
ヒノキの特性を生かしながら足元の強度をガラスクロスで上げるのでは無く、栗の木を入れてダンパー効果を強め、より「力強いしなやかさ」を創り出しました。栗の木は縄文を代表する樹木あり、暮らしに最も近い樹木ではないでしょうか。それは今もなお私達の暮らしに密接に存在し建築物として残り、また秋の味覚としても私達の暮らしに潤いを与えてくれています。私達の想う持続可能とは「日々の営み」であります。私達の大好きなスノーボーディングもまた、この日々の営みなのであります。
私達の創り出すスノーボードのスタンダードなコアは、「日々の営み」の中に存在します。
ヒノキ×栗
The Peanuts146 ¥126000円(税別)
Woody Rocket140 ¥129000円(税別)

オリジナルハードコア
まるでエレキギターのボディの様に個性的なルックスを持ち、しっかりとした剛性感の高いコアデザインにしました。足元には楓の墨流しSpalted Mapleをチョイスし、敢えてヒノキ材を軽量部材として使って重量バランスを図りました。また、ウエストの幅が広い為にレスポンスが鈍くなりがちですが、バインのヒール辺りに桜のシロタを入れてレスポンスを上げています。縄文オリジナルコアでは満足されない方や体重の多い方にはお勧めな組み合わせだと思っています。
楓墨流しSpaltedMaple×ヒノキ×桜
The Peanuts146 ¥132000円(税別)
Woody Rocket140 ¥135000円(税別)

カスタムオーダーウッドコア
私達は今回スタンダードとハードの2タイプをご提案させて頂きました。全ての人に適応できないのは承知してます。ライディングスタイルや個々の感性の違いが有ります。もう少しソフトフレックスがいいとか、もっとゴツい感じが良いとか!どうせなら相談しながら「自分だけの一本」にしたい!そう言う人のためにカスタムオーダーを取り入れました。納期は通常よりも遅くはなりますが確実にお手元にお届けできますので、お気軽にお問い合わせご相談ください。

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