豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2014年09月03日 08時27分37秒 | 日記
( Vol 1123 ) 社員が 仕事上で発明した特許を 無条件で会社のものとする 特許法の政府方針変更は 暴挙である

いままで 特許法では 発明は発明者のもということから 社員のものとしてきた

この規定は 所有について 過去 二転三転してきた

今回 会社と社員の間における 権利の対価という点において 訴訟されることが多くなってきた

このことから 企業側から特許所有権についての変更の 要望が起きてきた


社員から会社へ


政府は その意向に沿った 特許法の改正をする方針を固めた



安倍政権は 個人 国民を重要視するのではなく 企業を重要視している

経済再生 景気回復という 名の下に 全てが企業優先の 不平等な行動をしている

これでいいのか

なぜ 特許法で 発明者 という規定をしたのだろうか

先進国の状況から見ても 納得できない


日本社会は 訴訟になれていない そのことがこのような安易な行動にでてしまうのだろうか

訴訟費用 訴訟時間という ことに対するアレルギーを起こしている
それにしても なさけないことである

権利を保障する という意義を 曲げていいのだろうか


国家は 政府は 誰のためにあるのか

国民主権 と憲法でうたわれている

そこから 国民のためにあるといえる

まず 個人の権利を 主に考えることではないか

特許において 社員から企業に 無条件で発明者とする というのは 個人の想像の権利を 無視するものではないか

仕事とはいえ 個人の創造によるところが大きい

創造はだれにもできるものではない
その人 個人のものである

発明は 個人の創造の結果である


特許法改正という暴挙は 許されない


最近の安倍政権は 目に余る行動が 目につくのが 気がかりである

まるで 独裁国家のように映る

いま放送している NHKの朝のドラマ 「花子」の中の時代を 連想してしまう

自由のない国家にしようとしているのか

景気回復のためには なにもかも無視して良いのか

もう一度 憲法の基本的理念に 立って 考えてほしい


特許を無条件で会社のものとする変更は 暴挙である


 


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豊前善三のつれづれ日記

2014年09月03日 07時05分24秒 | 日記
 ( Vol 1123 ) 朝日新聞連載 池上彰氏の連載原稿 記載拒否 は報道の自由という面で 疑問を抱く

朝日新聞は 日頃から 表現の自由ということを 強調している

しかし その実態は どうだろうか

自社の紙面で 自社の批判をすることを 掲載する ということには 表現の自由を奪う という行動に出た

報道によると 池上彰氏は 朝日新聞連載 『新聞ななめ読み』欄に寄稿してきた

その中で 慰安婦問題を取り上げ 朝日新聞は謝罪していないという趣旨の 原稿を予定していたが 事前の打ち合わせで 朝日新聞側によって 寄稿の拒否をされた

池上彰氏は 

これまで何を書いてもいいと言われていた信頼関係が 崩れたと感じた

と談話

池上彰氏は 朝日新聞に対して 連載を打ち切らせて下さいと申し出た



私も 池上氏の意見・行動に賛成である


誰からみても 朝日新聞は 慰安婦問題の記事に対して はっきりと世間に対して 責任的謝罪を示していない

それは明かである


なぜ 朝日新聞は 自社の批判を 拒むのか

朝日新聞も 巷の新聞と変わりはない ということか

朝日新聞は 糾弾する 追求する という姿勢がモットーではなかったか

どうも 朝日新聞は 自分勝手の論理を 通しているように映る

朝日新聞の 姿勢が問われる


襟を正せ 真実をと 追求している 朝日新聞の報道姿勢

それを 貫いてほしい

自ら 自らの批判をする 姿勢を持ってほしいものである


池上彰氏の 『新聞ななめ読み』欄が なくなるのは 非常に残念である

池上彰氏の 勇気ある行動に 拍手を 送りたい


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