豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年10月06日 08時20分10秒 | 日記
( Vol 1498 ) 情報開示は 黒塗りをせず すべての内容を公開すべきである


東京都における 豊洲市場移転問題での情報開示で ほとんどが黒塗りであった

これでは何の情報開示なのか と疑いたくなる

このことは 東京都だけではない 国においても 他の自治体においても 同様なことが起きている



ここでもう一度 情報開示とは どうして行われるようになったのか を考える必要がある


情報開示は 市民の目 監査する目 を持つということである

市民の知る権利を保証する ということである


しかし現実は 開示はするものの 例外規定が おおざっぱであるために すべてが例外に該当し 黒塗りされることとなった

これでは 市民の知る権利は 十分に保証されない


情報開示の機能は 機能していないといえる


情報開示の機能を発揮させるためには 黒塗りをしない開示が必要である



なぜ 黒塗りをするのか そこには 記載されている内容の保護が 前提にある


しかし 情報開示とは そこを開示することが目的でもある

その目的が達成されないような 開示は 開示になっていないといえる



今回の東京都の豊洲移転に関する情報開示は 問題だらけである といえる

肝心の求める情報は 情報開示からは得ることができない状態

このようなことでは 情報開示の制度は 意味をなさないものとなる


形だけの情報開示は 意味がない


いまの情報開示は 個人のプライバシー保護という点が 第一優先になっている

これが黒塗りが出現した理由の第一である

黒塗りさせないためにも 国民の知る権利を 第一優先に考えたものにすべきである








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