( Vol 3405 ) 世の中 どこかがおかしい動きになっている そこには 死なないために 生きる という行動である 死ぬために 生きる という行動が必要である
生まれ 生き 死ぬ
これが生命の営みである
ただ 死ぬ ということが 無になる と捉えているところに問題がある
死んだら どうなるのか
それは 現代の科学をもってしても わからない
わからない がゆえに 死に対する恐怖が起きている
そこには 死という場面に 直面することがなくなってきたからだろう
病院で死ぬ ということが多くなった
死について 頭でわかっても 別れ ということには 違った思いが起きる
無くなると 人は 惜しむ
この自然な行動が 死に対しても起きている
無くなると ことと 死ぬ ということは違う
という意識にたつことが大事ではないか
死ぬ ということは ものがなくなる ということは違う と捉えていくことが大事である
死んでも こころの中に 残る
この思いこそ 大事なのである
生まれ 生き 死ぬ
という サイクルを再認識する 必要がある
このサイクルを認めれば
死なないための行動は とらなくなる
いかに 生き いか 死ぬか
ということを 考えると 死ぬことの捉え方も変わってくるのではないか
いかに生きるか