豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2019年06月05日 07時05分07秒 | 日記
 ( Vol 2451 ) 在職老齢年金制度廃止検討は 選挙対応ではないのか 真剣に 年金制度を 根本から再検討してもらいたいものである
 


今まで 定年後 年金受給者が働くと 一定の条件のもとに 年金が減額されていた

それが 減額されることがなく 年金を受給できる というのである

年金受給者にとっては 朗報であるが 喜んでばかりはいられない

政府財政における 年給のための支出額が 大幅に増加する可能性がある

試算では 1兆円を越える その財源は どこから 当てるのだろうか

人生100年 をれを意識して 高齢者就労を促進しようという 構想なのだろうが あまりにも その場しのぎにしか 映らない

企業の高齢者の雇用における 給与は 在職老齢年金制度によって 抑えられた金額になっている

企業は 果たして 安倍政権が考えるように高齢者就労を促進できるような 高齢者の賃金を 正当な評価で 支払うだろうか 

とても 疑問である

安倍政権は 裏付けなしに 思いつきでやっている

非正規雇用制度についても 社会的基盤をつくらずに 進めていった

結果は 未だに 非正規雇用者の環境は 悪い環境のままである

安倍政権は なぜ 参議院選挙を控えた この時期に 在職老齢年金制度廃止 という言葉を出したのか 理解に苦しむ

そもそも 在職老齢年金は 賃金だけでは生活が困難であったために 設けられた制度である


その意味では 現在も 生活困難から 年金受給年齢になっても 就労しているのが 現状である

そのことを 解消せずに 

安倍政権は 人生100年 という言葉を言って

国民をむやみに扇動しているように 映る


高齢者の年金給付額を 減額するという 事態だけは避けてほしい


小手先ではなく 真剣に 年金制度を 根本から再検討してもらいたいものである



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豊前善三つれづれ日記

2019年06月02日 06時06分26秒 | 日記
 ( Vol 2451 ) 横浜市にあるシーサイドラインの 無人運転の電車が 逆走という 事故を起こした 今 世の中で 無人運転が推進されようという 風潮に水を指す 出来事である

1994年から 無人運転を導入してから 無事故を続けてきたが 起きてはならない事故が起きてしまった

なぜ 起きたのか それはこれからの 事故分析で おいおい明らかにされることだと思う

今 車の自動化運転が 試みられている

今回の事故は その自動化運転に 水を指すような事故である


私も シーサイドラインに 乗車したことがある

初めて乗車したとき 不安を感じたが 乗車した後は その不安は解消されたくらいに 電車の自動化運転に 期待したくらいである

自動化されている電車は 他の地域にもある

大丈夫なのかと 心配になる

世の中 インターネットの普及が進み コンピューターに頼ることが多くなる

便利になり 良いことであるが マイナス面があることを忘れてはいけない


今回 指令所では 異常を知らせる 非常のランプが点灯 したという

この非常点灯で 逆走に気づいた ということであるが

なぜ 自動で停止ができなかったのか 疑問が湧く

自動運転は 2重3重4重のセキュリティ網をつくってこそ 

乗客が 安心して 利用できるのではないか


世の中 IoTなる言葉が 頻繁に飛び交っているが

コンピューターに頼ることは 人がやることではないから 人がやるより安心安全である と思うのは軽率である

東日本大震災による福島原発事故 などは その良い事例である

コンピューターの プログラムをつくるのは 結局のところ人なのである ということを再認識する必要がある


自動化するということは 安全であることを保証する と同じように捉えてしまうが 

それは 危険である

過信につながり 使う側に 緊張感をなくす状況を生む


すべてが 人が関わっている ということを 忘れてはならない

コンピューターが やっている という言い訳の言葉は 軽率に使わないことである

その仕組みを 常に 知っていることである


コンピューターが 世の中に 使われるようになって

60年が経とうとしている訳であるが 根本的な 使う側の意識が 頼りきってしまっている 状況は変わっていない

この点について 考え方を 改める必要がある





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