平成23年6月15日(水)、群馬建設会館において、京都大学の藤井聡教授をお迎えして「公共事業が日本を救う」講演会を開催しました。
国土交通省や群馬県庁職員、群馬県建設産業団体連合会の傘下各会員、約250名が一堂に会し、大勢の聴講者で会場は満席でした。
藤井教授は、現在の震災対応に関しての所見を述べてから、今後発生が予想される大規模地震の危険性を指摘し、対策を早急に講じなければならないと訴えました。
また、昨今の公共事業費削減の根拠とされているデータを紹介し、現在マスメディアで報道されているこうしたデータに対して異を唱え、先進諸外国に比して日本の道路整備は極めて低い水準にあり、また、デフレの時こそ積極財政が必要であるとして、公共事業の重要性を熱く語り、聴講者は熱心に先生の講演に聞き入っていました。
藤井教授の著書紹介 公共事業が日本を救う 列島強靭化論