Gushの作詞・作曲・プロデューサーは、結成当初からずっと山下透氏がしています。
山下透氏は、昭和のテレビ界を飾った作曲家山下毅雄氏(七人の刑事、大岡越前、ルパン三世等)の次男として
幼少の頃から父親の作品作りに関わってきていて、その頃からテレビアニメ主題歌の作曲もしていたそうです
(「冒険ガボテン島」「悪魔くん」「丸出ダメ夫」「名犬ラッシー」等)
現在も、出版・映像・イベント・舞台音楽等幅広く作曲・編曲・演奏・プロデュース活動を続けている、プロの音楽家の山下透先生。
透先生が作る曲は、毎年本当に素晴らしくて、その曲で演舞することが出来る私たちは、本当に恵まれていると思います。
今年も、イントロから鳥肌が立つくらい素敵な曲を届けてくれました
本職も忙しい中、本当に強い想いでGushの作品創りをしてくださっているので、その想いを皆さんにも届けたいと思います。
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Gush2012 『Re』
Gush結成15年目を迎えました!歴史を刻み、支えて下さった数えきれない程のたくさんの皆様に感謝を捧げながら新たな旅に出ようと思います。
15周年となる今年より、Gushは第三紀に入ります。二代目振付家の二ツ森順子氏の寿退任により、
初代振付の山本眞己氏と若き新星、中西悠華の二人によるコラボレーションによる創作が進行中です。
山本氏は舞踊家でありGushの創設者でもあり、中西は中学生の時分からGushに参加してきたスーパーダンサーです。
二人の創作がイノベーションのどちらをも深く表現してくれる事を確信しています。
さて、Gushの根源ですが、1998年当初よりお祭りワッショイ人間讃歌ではなく、自然讃歌をテーマとし作品を創り続けて来ました。
初期にはノーボーダーエスニックチームの一つとしての認知でしたが、自然破壊、環境問題への社会の意識向上と共に、祭りの中での存在感も
少しずつではありますが増して行き、そして昨年の被災地仙台でのパフォーマンスには過去最大の声援とご評価を頂くこととなりました。
過去と自然への敬意をひたすら迸って来たGushの到着点でもあり、新たなる出発点でもあった貴重な瞬間だったと自覚しております。
新たなる旅の出発となる今年のテーマは『Re』
Rebirth.Revival.Recover.Remember..そして、みなさんが毎日つかっているメールのお返事の「Re:」
数え上げたらきりがない程の「もう一度」を、過去と地球に捧げます。
音楽チームは歌姫セレナ、今年は冒頭部の奄美方言での美しい作詞も担当しています。
ラッパーヒロ、もちろんラップ部の英語とインドネシア語での作詞も担当しています。
そして作詞作曲の私も、皆様の迸りを導くべく限界へとRockします。
さらに、いつも色々な所で質問攻めに会いますね、この世にたった一つの衣装を作って下さるマカシュカンの渡辺輝子氏。
衣の根底迄を追及する布地と染めと風、今年はどんな装いを誇れるのでしょう。楽しみは尽きません。
もう一つ、Gushの魂でもあるトラックです。元踊り子でもあるデザイナー舩越美紀氏のデザインの元、メンバー手造りによるGushトラックは、
地方車デザイン賞創設以来3年でV2の栄誉に輝きました!が、昨年は敢えてレンタルトラックに過去のGush旗による
歴史コラージュ大旗を飾り、パレードしました。
今年は新たなるエコトラックの登場も考えていますが、参加人数と直結する製作であるため決定は先になります。
Gushはよさこいでもソーランでもありませんゴメンナサイ、音楽とダンスによるこの素晴らしいお祭りの中で、
今この時、何に迸り誰に伝えられるのか。一人ひとりの心とパワーが合体してどれだけの風を起こせるのか。
ダンサーの皆を輝かせる為のテキストが作品です。
皆が誇りを持って輝けますよう、クリエイティブスタッフもすべてを懸けて創っています!
チームプロデューサー 山下 透