感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

地蔵峠2

2007年10月22日 | 桜/あんず/紅葉/つつじ
地蔵峠の由来は、旧東部町(東御市)側の入口にあたる新張(みはりと読みます)にある一番観音から湯の丸を越え、この旧鹿沢温泉の袂にある百番観音(写真)までの3里(12Km)の間に百体の石仏が一町ごとに、道端に置かれたことから付けられたのですが、今は壊されたり、盗難に遭い百体すべてはありません。この百番観音は千手菩薩なのですが、石仏の台座に小さな10cmほどの高さの、お地蔵様が置かれています。かつてこの峠の旧東部町側(更に昔は弥津村)にマムシ取りの名人がいて、それを生業としていたほどだったそうですが、最後はマムシに噛まれて亡くなったと、坂口安吾の本の中で紹介されています。また、島崎藤村の小説「破壊」の中で主人公の丑松が一時住んでいたことがあったところも、この地蔵峠入口からは近いところにあります。百体観音は江戸末期から明治期にかけて置かれたものですが、山を越え温泉地(旧鹿沢温泉)までの旅人の安全を願い、置かれた観音像の表情はどれも穏やかで、観音像を寄進した当時の村の人々がいかに心豊かに暮らしていたかということがわかります。
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地蔵峠

2007年10月22日 | 桜/あんず/紅葉/つつじ
高峰高原に登り、すぐに左折し、未舗装の林道を進むと、三方ケ峰と篭ノ登山の間にある池の平湿原を経て、湯の丸高原に着きます。この林道は道は途中何箇所かは狭く、すれ違いが出来ず、尚且つ谷側は深い落ち込みになっていますので、ゆっくり走る必要がありますが、かつては定期バスも通っていた道なので、全くの悪路というわけではありません。途中ハイキングをしている親子が何組かいましたが、秋晴れの絶好な日和で、視野も良く、絶景が繰り広げられますので、いい思い出になったことと思います。さて、ここまでの紅葉は、カエデなどの赤系がほとんど見えず、落葉松が中心で、まだ見頃は先のようでした。湯の丸高原に出て左折すると旧・東部町に降りますが、昨日はこの地蔵峠を右折し、鹿沢の方に降りて行きました。鹿沢温泉は雪山賛歌発祥の地で、旧制三校(現京都大学)時代、西堀栄三郎がこの地に滞在したとき詩作したものですが、それほど冬の雪と寒さは大変なところです。この道の横に平行して、湯尻川という小河川が流れていますが、こちらの川の水と樹木は美しく、真夏も暑さを忘れるほど涼しく、また鬱蒼とした樹木は太古の雰囲気を所々残しています。紅葉を探しながら、湯の丸を下ると、鹿沢温泉あたりから、赤く色付いたカエデなどが見られるようになってきました。
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高峰高原

2007年10月22日 | 桜/あんず/紅葉/つつじ

 

 

高峰高原に向う車坂峠。午後は日差しが強く、写真向きではなかったですが、遠く富士山も見え、眺望がすばらしいです。浅間山に登る小諸市からのルートは2つあり、こちらの車坂峠の途中を登って右折したところにある小諸登山口と、高峰高原に上って、車を置き、黒斑山を経て浅間山に行くコースです。黒斑山は、車をおいて、1時間30分くらいの登りで、山頂に着き、隣の浅間山の眺めはすばらしく、昨日も老年登山者が、車置き場にひしめいていました。

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富士遠景

2007年10月22日 | 雑記
高峰高原より
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