写真は瞬間の風景の切取りですが、撮る方の性格や心持が絵画と同様に現れていておもしろいです。風の盆の写真でも、沢山の方があちこちにアップしていて、あちこちで見ることができますが、カメラの性能以前に何かしらそこに漂う印象が異なるのは、写して手の皆さんの個性だということに、最近気がつきはじめました。
今年のバラシーズンの私の写真、今から見返すとどれもあわただしい状況で撮っており、記録としてのみあるという(写真自体は全然ダメ)感じです。バラの写真の中では、ナツさんの写真が最高に綺麗だと思いますが、花に対する自分の気持ちがファインダーを通して映りこんでいます。結局どなたの写真であっても、映っているものは写し手の印象・気持ちにより一つの絵(写真)となっており、写真により、嫌悪感を抱かせるもの、爽やかな印象のもの、優しい印象など様々だと思いました。 自分はどんな気持ちでシャッターを押しているのかと、ふと思います。