『日本遙かなり』 門田隆将著 PHP研究所刊、読了。
日本とトルコの親善史を飾る、エルトゥールル号事件とイラン・イラク戦争時のテヘラン脱出について、門田さんらしい綿密な取材に基づいて記述されている。
当時の自民党政治家の何も考えてない感じやら、外務省の「害無省」ぶりには読むほどに腹が立つ。
同時に、当時、スポーツ平和党の議員だったアントニオ猪木さんの男気で、邦人の人質が開放されたという事実は、何のかんのと言われつつも、政治家としてのあるべき姿の一面を写しているように感じられた。
この事件から、約30年。
亀の歩みながら、多少は日本もまともな国になりつつあるな、と感じると同時に、事ここに至っても、同胞の命よりも自分達の政治的思想を優先させている(としか思えない)国会議員が少なくない現状にも、暗澹とさせられる。
日本とトルコの親善史を飾る、エルトゥールル号事件とイラン・イラク戦争時のテヘラン脱出について、門田さんらしい綿密な取材に基づいて記述されている。
当時の自民党政治家の何も考えてない感じやら、外務省の「害無省」ぶりには読むほどに腹が立つ。
同時に、当時、スポーツ平和党の議員だったアントニオ猪木さんの男気で、邦人の人質が開放されたという事実は、何のかんのと言われつつも、政治家としてのあるべき姿の一面を写しているように感じられた。
この事件から、約30年。
亀の歩みながら、多少は日本もまともな国になりつつあるな、と感じると同時に、事ここに至っても、同胞の命よりも自分達の政治的思想を優先させている(としか思えない)国会議員が少なくない現状にも、暗澹とさせられる。