我的雑感

読んだ本の備忘録。
正確には書名&著者名の個人的データーベース。
視聴したテレビ番組等や、日常の雑感も備忘的に投稿。

放送と通信

2021年06月27日 12時52分58秒 | 日記
NHKの酷さが色々と取り上げられているが、放送と通信は全く似て非なるものであるという前提を、国民がキチンと理解していないので、その無知さ加減を良いことに、NHKはやりたい放題している感がある。

NHKの設立や運営に準拠するのは、放送法。要は、電波を一方的に発信する形態。
対して、インターネットは通信に分類される。要は、コチラ側が意図を持って接続しないといけない形態。(発話は当然として、受話についても、取る取らないの決定権が与えられる)

NHKは、インターネットでも番組を流しているから、PCやスマホ(ワンセグ有無に関わらず)を持っているなら受信料を払え、と言っているようだが、そもそも放送を規定した放送法を楯に、通信について云々するのはお門違いも良いところ。

何より通信については、「通信の秘密」という、憲法にも規定されている権利が厳然と存在する。
つまり、犯罪を犯してもいないような人、否、犯罪を犯している可能性があるかもしれない人や組織に対してでさえ、令状を取らずに勝手に通信を傍受したり、内容の開示を求めたりすることを、日本の憲法が禁止している。(昭和の頃、共産党幹部の電話が盗聴されていたとして、大問題になったことを記憶している人も多いと思う)

以上、かなり簡略化して書いているが、NHKの「ネットでも番組を見られるから、受信料を払え」という論法は、そもそも破綻以前に成立さえしていないというのがお分かりいただけると思う。

NHKがどぉーしてもネット上での放送について金を取りたいと思うなら、NetflixやらhuluやらU-NEXTやらDAZN等の、通常のネット上の動画配信サービスと同様に、受信側の接続したいという意図を明確に確認させた上で接続させる(≒視聴料を徴収する)という形態以外には、有り得ないと思う。

・・・というか、N国以外の国会議員は、本当に何をしているの?
これは法律が時代に合わなくなった典型的な事例であって、そのしわ寄せを国民に押し付けているのは、いくら何でも酷すぎると思うのだけれども。
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『宇宙探査の基本がわかる本』 枻出版社刊

2021年06月27日 09時46分50秒 | 読書
『宇宙探査の基本がわかる本』 枻出版社刊、読了。

日本は、他国比、物凄く少ない予算で、よう頑張っとる。
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