その1はこちら
洲本バイパスの開通区間の端にあたる青雲橋北詰交差点を、洲本市中心部の側から見る。本来四差路になるべきところ、20年以上も暫定三差路状態が続いています。
直進の県道46号<途中から125号になります>はバイパス開通以前の国道28号で、南あわじ市方面に道なりで行くことができます。洲本バイパスが再び県道と交わる交差点では、洲本バイパス側から直進すると本四道洲本インターに至ってしまいます・・・
開通済み区間の側から未開通区間を見る。道路はまだ基礎土木工事レベルです。
元々田んぼだったところを盛土して洲本バイパスを構築しますが、中央部は地盤改良が必要なためかまだ盛土まで行かず、大型土嚢がずらりと並んでいます。そして、現場には(平日にもかかわらず)作業員も重機もダンプカーもいません。
この部分(国道28号と市道加茂中央線の間の平地部分)は「宇山A地区」と呼ばれています。洲本市公式サイトに掲載されている「工事のお知らせ」は最新版が2024年7月度となっており、
https://www.city.sumoto.lg.jp/uploaded/life/28100_75957_misc.pdf
工期は「 令 和 6 年 7 月 31 日」となっており、以下の文言が存在します。
近隣の皆様には、令和5年3月頃よりお世話になりました。ご迷惑をお掛けしたこともあったと思いますが、工事へのご協力ありがとうございました。
つまり、2024/10/7時点では何も工事が行われていない状態です。
青雲橋北詰交差点の脇から工事区間を望む。まず道路の両側に張り出す歩道部分をコンクリートで構築し、その間の田んぼだった場所に盛土して車道部分を構築しようとしていることが分かります。そして、洲本バイパスの向う先で大規模に山を切り崩していることが分かります。なお、工事区間の反対側に見える立派なビルは、淡路信用金庫の本店です。
淡路信用金庫本店脇では、県外資本によるスーパーの建設工事が進められています。洲本バイパス全通の暁には一層の交通の要所となるわけで、将来有望な立地です。
市道加茂中央線の側から見た様子。住宅地に通じる生活道路は、工事中ずっと通行止めになっているようです(既存の別ルートが使えるため)。
(つづく)