名言サラダドレッシング

名言が好きです。
名言を紹介しています。

アンプラグド

2017-07-17 21:44:00 | 日記

 

音楽を曲を無料で又は有料でダウンロードしてしまう私にロックの名盤、名盤について語る権利はないと切腹です。

ロック好きの友達はCDを買い、アルミのアタッシュケースに入れて持ち歩いています。

そういう人は名盤について語る権利があるんだと思います。

彼のアタッシュケースはロックなペイントがしてあって、

アタッシュケース自体がロックで、そんな彼のロックに対する姿勢が自分にないことを恥じています。

 

音楽を曲単位でヒョイっとダウンロードしてしまう私。

きっと名盤って、アルバム自体の全体の流れとかも含むんですよね。。

アルバムのデザインや歌詞カードやCDの色なども含むんですよね。

お手軽便利に好きな曲を手に入られることで、良いことと悪いことがありますね。

今回のお題を見て、悪いことを感じましたね。

 

----------------

大学生の頃に、真顔で「ナイフを振り回したい..」という変わった友達がいました。

 

彼があまりに真顔でいうので、その言葉は真実味を帯びたのです。

 

とはいっても、もちろん、ただ言っているだけという理性はしっかりしていることが感じられた人でした。

 

そんな彼を面白いと思った私は、彼とちょくちょく話しをするようになりました。

 

音楽が、特にロックが好きな彼。

 

私も音楽が好きだったのでよく音楽の話をしました。

 

色んなロックミュージシャンがいるけれど、ナイフを振り回す系のものと、ナイフは振り回さない系のものに別れると彼は言いました。

 

なんだ?その分け方は?と私はさらに聞く耳を立てました。

 

たしか、記憶がおぼろげですが、

 

ナイフ振り回す系の究極はニルヴァーナ。

 

ナイフ振り回さない系の究極はジミ・ヘンドリックス。

 

..と彼なりの理論、理屈で結論づけました。

彼の言っていることはよくわかりませんでしたが、

要するに平和系か怒り系かってことでしょうか?

 

どちらもロックといえば、出てくる人です。

 

私はどちらも好きです。

 

とある日、ブルーハーツの歌詞がふと頭に浮かびました。

 

ボクの右手を知りませんか?

 

行方不明になりました。

 

見たこともないような歌い方をしたい。

 

見たこともないようなギターの弾き方をしたい。

 

最近めっきりブルーハーツは聴いていないのに、なぜ浮かんでくるのかと不思議でした。

 

同時にブルハの歌詞は好きだなと思いました。

 

「見たこともないようなギターの弾き方」についてジミ・ヘンドリックスのギターを思い出しました。

 

行方不明になった右手を必死で捜すのは、

ナイフを振り回したいからじゃない、ということは明白です。

 

ニルヴァーナの味わったことのないようなグルーヴや

聴いたことないようなリフとリズム。

 

ロックの名盤って聴いたことのないようものが1つの流れになっていて、尚且つまとまりが、バランスが、あるものなのでしょうか?

 

もしも生きている猫がロックの名盤を選ぶなら、

ニルヴァーナのアンプラグド   イン ニューヨークは入ると思います。

 

もしも死んでいる猫がロックの名盤を選ぶなら、

選べないと思います、死んでいますので。

でももし選べるとしたら・・

 

私は猫ではないので、実際はわかりませんが。


彼の歌を聴くと悲しくなるんだ。

2017-07-17 21:20:24 | 日記

なぜだろう、彼の歌を聴くと悲しくなるんだ。

 

彼は曲と曲の間に軽い冗談を飛ばして、仲間と笑っている..

 

悪い演奏じゃない、むしろこれ以上ないぐらいの演奏だ。

 

歌も声も彼らしく、曲が始まると、確実な浮遊感を含んだ流れを感じる。

 

聴いていると一緒に流れていけるようで、

流れるプールの上に浮かんだ浮き輪に乗っているいるようで、

とても気持ちが良い。

 

彼の演奏に身を委ねていれば、

浮き輪は沈まないという安心感もある。

 

流れることに安心感もあって、冗談も出るぐらい..

 

でもなぜか、彼の笑顔がとても悲しく映るんだ。

 

私が疲れているせいかもしれない。

 

嘘、偽りがなさ過ぎる彼の演奏は、聴いてるものの嘘、偽りを取り去り、

素のままの自分を感じさせるのかもしれない。

 

だから私は、彼の演奏が好きなんだ。

 

やっと耳に届くぐらい、抑え目で控えめな彼の演奏。

 

やっと耳に届くぐらいでありながら、確実に届く彼の技術を眼で見て盗みたい。


百万回..

2017-05-17 23:25:46 | 日記

 

絵本をあまり読んだという記憶はないのですが、

百万回泣いた猫?っていう絵本を図書館で読んで

とても感動したのを覚えています。

 

もう大人時代でしたけど、

なんか猫の泣きっぷりにとても共感したんです。

 

確か、最愛の彼女猫が亡くなってしまって、

残されたオス猫が大泣きするシーンだったと思います。

 

死という別れはとても悲しい..ことを

感覚で思い起こさせてくれた絵本です。

 

知人の死を聴いても、悲しい顔はするけど

あんまり心に響かない時がありました。

 

自分の心がとても遠いところにあって、

もしくはとても近過ぎるところにあって、

自分の心が見えないような感覚です。

 

心がない..自分が嫌いな時代がありました。

今でもそんな時がありますけど、

百万回泣いた猫に共感できる自分を確認できると

なんかホっとするんです。

 

死が悲しくなかったら、

他にどんな感情があるのか?というぐらい、

死が悲しいことは、太陽が毎朝東から昇ることぐらいに

当たり前のことであって欲しいです。


誰かがセカイノテッペンで歌を歌っている時

2017-05-11 19:59:37 | 日記

 

トップ オブ ザ ワールド

が一番好きです。

 

カーペンターズの曲って聴きやすいですよね。

珍しいぐらいに聴きやすいと思います。

 

今まで聴いてきた曲のなかで、

聴きやすい曲はと尋ねられれば、

もう長い間聴いてないけど、

きっと トップ オブ ザ ワールド を

思い出し、名前にあげると思います。

 

なぜこれほどバランス感があって、

雰囲気も穏やかで、丁度良いテンポで、

聴きやすいのでしょう?

 

兄と妹だからこそできる密接なコンビネーションに

ヤラれてしまうのかもしれません。

 

しかし トップ オブ ザ ワールド を聴くたびに

深刻に考えてしまいます。

 

世界のてっぺんにいるような気持ちになって、

気分の良い感じが伝わってくるのですが、

同じく同調できる人たちが聴いたら良いかもしれませんが、

同調できない人たちが聴いたらうるさく感じるのではないだろうかと。

 

うるさく感じるのなら聴かなければいいので、

音楽や曲自体にこんな発想をすることが間違いなのですが。

 

うるさく感じるだけなら良いですが、

僻みや妬みで世界のてっぺんにいる気持ちを台無しにされてしまうのではないかと。

 

世界のてっぺんから引きづり降ろされてしまうのではないかと。

不安も覚えるのが私にとっての トップオブザワールド です。

 

なんとなく思うのですが、

もしも セカイノテッペン に辿りついたならば、

歌いもせずそれまでと変わらず、いつも通り過ごした方が良いのかもしれません。

 

誰かが セカイノテッペン で歌を歌っている時、

その光は セカイノソコ で絶望している誰かに火をつけてしまうからです。

 

こういう色々なことを考えさせてくれるから

トップオブザワールドが好きです。

 

トップオブザワールド に行ったことがなく、

どんなところか想像もつかない私に、音楽を通して指し示してくれる

トップオブザワールド が大好きです。


リラックスと弛緩できない私にそれを教えてくれる

2017-05-11 19:50:21 | 日記

 

アウトドアは好きで用品いろいろ持っています。

そのなかでもお気に入りはハンモックです。

鉄骨の自立式のハンモックで、本物とはちょっと違うけど、

充分ハンモックの醍醐味を味わえます。

 

ハンモックが大好きです。

部屋のなかでも庭でも外に持っていっても使えます。

 

ゆらりゆらりしながらしていると、

とても心地よく落ち着きます。

 

重力は本来キツいものですけど、

ハンモックって重力を利用した最高の娯楽だと思います。

 

でも最近は利用していません。

 

時間に余裕がないからです。

ちょっとの時間だけハンモックを利用するなら、

最初からしない方がいいです。

 

なぜなら、ハンモックに寝るとリラックスし過ぎてしまって、

弛緩し過ぎてしまって、体を元に戻すのが大変だからです。

 

なので、どっぷり時間がある時しか押入れから出しません。

 

..とここまで書いて、

ハンモックに寝ながら掴んだアイデアは

もしかして時間に余裕をもたらすことのできる至高のアイデアなのかも..

ということです。

 

リラックスして弛緩した時に見えるものこそ、

本当なような気もします。