知っている方もいると思う。
昭和アイドルの2人組みユニットが
海外のナンパーを和訳カバーしたものだ。
あのメロディーと歌詞を聴くと、
何かを確実に感じた。
少年であった私の体全体に響いた。
音楽の魅力を感じた初めての曲かもしれない。
ウインクは普通のアイドルというより、
ちょっと不思議系?であり、静的な部分があった。
もちろん、可愛い2人だったが、
あいだしょうこさん派の私は
彼女の魅力に吸い込まれた。
彼女は掴めない何かを持っている。
それは、どこにいるのかわからないような魅力がある。
今もたまにテレビで見るが、
相変わらず、どこか掴めない。
それでいて面白い。
実はめちゃくちゃ気の強い、
怒ったらメチャクチャ怖い人なのかな?と
今の年齢になってふと思う。
気が強くて、メチャクチャ怖い女性が
今はタイプな私は、今も彼女のファンである。
にしても、
題名の「愛が止まらない」
とても破廉恥でキュンとくる響きだ。
メロディーがそうだから、そう感じるのかな。
垂れ流しのスプリンクラーのように愛が止まらないなら、
全て絶好調、楽勝楽勝な感じな気がするが、
なぜか、切なく、悲しい感じもするから不思議だ。
愛が止まらない...なんて、
あんな可愛い2人が歌うなんて、
これは響かないわけがないよな。
詳細は知らないが、
彼女はたぶんオーディションとかで
ウインクを結成したんだと思う。
地道にライブ活動して...とかじゃなく。
そういう意味で仕組まれたアイドルなわけだが、
AKB48のように、バッチリはまるとそれはそれで
魅力的。
ウインクの声って、
細くて、一生懸命で、
オレが支えなきゃ、誰が支える?と
心配になって、応援したくなってしまうような感じ。
少女、線の細い、
一生懸命。
彼女たちは一生懸命だった。