音楽を曲を無料で又は有料でダウンロードしてしまう私にロックの名盤、名盤について語る権利はないと切腹です。
ロック好きの友達はCDを買い、アルミのアタッシュケースに入れて持ち歩いています。
そういう人は名盤について語る権利があるんだと思います。
彼のアタッシュケースはロックなペイントがしてあって、
アタッシュケース自体がロックで、そんな彼のロックに対する姿勢が自分にないことを恥じています。
音楽を曲単位でヒョイっとダウンロードしてしまう私。
きっと名盤って、アルバム自体の全体の流れとかも含むんですよね。。
アルバムのデザインや歌詞カードやCDの色なども含むんですよね。
お手軽便利に好きな曲を手に入られることで、良いことと悪いことがありますね。
今回のお題を見て、悪いことを感じましたね。
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大学生の頃に、真顔で「ナイフを振り回したい..」という変わった友達がいました。
彼があまりに真顔でいうので、その言葉は真実味を帯びたのです。
とはいっても、もちろん、ただ言っているだけという理性はしっかりしていることが感じられた人でした。
そんな彼を面白いと思った私は、彼とちょくちょく話しをするようになりました。
音楽が、特にロックが好きな彼。
私も音楽が好きだったのでよく音楽の話をしました。
色んなロックミュージシャンがいるけれど、ナイフを振り回す系のものと、ナイフは振り回さない系のものに別れると彼は言いました。
なんだ?その分け方は?と私はさらに聞く耳を立てました。
たしか、記憶がおぼろげですが、
ナイフ振り回す系の究極はニルヴァーナ。
ナイフ振り回さない系の究極はジミ・ヘンドリックス。
..と彼なりの理論、理屈で結論づけました。
彼の言っていることはよくわかりませんでしたが、
要するに平和系か怒り系かってことでしょうか?
どちらもロックといえば、出てくる人です。
私はどちらも好きです。
とある日、ブルーハーツの歌詞がふと頭に浮かびました。
ボクの右手を知りませんか?
行方不明になりました。
見たこともないような歌い方をしたい。
見たこともないようなギターの弾き方をしたい。
最近めっきりブルーハーツは聴いていないのに、なぜ浮かんでくるのかと不思議でした。
同時にブルハの歌詞は好きだなと思いました。
「見たこともないようなギターの弾き方」についてジミ・ヘンドリックスのギターを思い出しました。
行方不明になった右手を必死で捜すのは、
ナイフを振り回したいからじゃない、ということは明白です。
ニルヴァーナの味わったことのないようなグルーヴや
聴いたことないようなリフとリズム。
ロックの名盤って聴いたことのないようものが1つの流れになっていて、尚且つまとまりが、バランスが、あるものなのでしょうか?
もしも生きている猫がロックの名盤を選ぶなら、
ニルヴァーナのアンプラグド イン ニューヨークは入ると思います。
もしも死んでいる猫がロックの名盤を選ぶなら、
選べないと思います、死んでいますので。
でももし選べるとしたら・・
私は猫ではないので、実際はわかりませんが。
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