最近カメラのキタムラが129店舗閉店しましたね。
129店舗といっても、全店舗数の一割程だそうです。
なので、カメラ専門店としてはまだ一番ですね。
あなたの住んでる街にも、または近くにカメラのキタムラはあるかもしれません。
私の住んでいる街にもカメラのキタムラはあります。
中古カメラの転売ビジネスが流行したり、
高齢者が増えて趣味でカメラを始める人が増えたりと、
市場はここ数年拡大傾向でした。
都内の中古カメラ店には海外からも買い付けにやってくるほど、
日本のカメラって人気がありますね。
海外から日本に観光にやって来る外人さんは、
大体、日本メーカーの高級カメラをぶら下げています。
海外の人からしたら、一種のステータスなのかもしれません。
そういう理由もあって市場は拡大していたのですが、
ここにきて縮小傾向のようです。
一斉閉店の理由は、スマホの売り上げが落ちたことだそうですが、
それも含めた全体的な採算のバランスが合わなくなったのでしょうか。
この記事を見て、前にやまだ電気が一斉閉店したのを思い出しました。
きっとそれだけ店舗数を増やした理由があるはずです。
売り上げもよく、店舗数を増やしたのでしょうが、
この上昇傾向はどこまで続くのか、どれくらいで停滞するのか、
どれくらいで反転するのかを読める人っていないのでしょうね。
そんなことを思いました。
流れが良いのでとりあえず増やせるだけ増やして、
後は余分となった分はカットする、そんな感じになっちゃいますね。
上げ調子の時はみんな意気揚々のイケイケムードで、
終わりが来ることを考えること自体がないですよね。
そんな時に冷静に終わりがあることを感じていても、
実際はどれぐらいの位置で停滞するのかをピンポイントで当てるのは
まず不可能だと思います。
とりあえず増やしていって、余分となったものはカットする。
カットとなることを恐れて、利益を損ねるよりかはマシなのでしょうか。