長らく友人に借りていたモモちゃんとアカネちゃんシリーズを先日やっと返したら、タイムリーなことに作者松谷みよ子さんのインタビューを新聞で見つけた。
小学生のころ、好きで読んでいたこのシリーズだが、足掛け20年かけて完結した『大河童話』とあって、最終刊を読むのはこれが初めてだった。
そうそうこんな話だったなと遠い記憶にある物語を辿って懐かしい気持ちと、大人になって読むからこそわかる奥深さ。
離婚や死などの描かれ方が、童話らしい比喩を使いつつ、どこか現実世界に通じるものがあって、非常に面白かった。
モモちゃんもアカネちゃんも大きくなってそれぞれ働いているとのこと。
シングルマザーにとっては、今よりもずっとずっと生きにくい世の中だったろうな。
歩く木と育つ木が1つの鉢に生えていたら、どちらもダメになってしまうから別れたほうがいい…という話が、とても印象的だった。
小学生のころ、好きで読んでいたこのシリーズだが、足掛け20年かけて完結した『大河童話』とあって、最終刊を読むのはこれが初めてだった。
そうそうこんな話だったなと遠い記憶にある物語を辿って懐かしい気持ちと、大人になって読むからこそわかる奥深さ。
離婚や死などの描かれ方が、童話らしい比喩を使いつつ、どこか現実世界に通じるものがあって、非常に面白かった。
モモちゃんもアカネちゃんも大きくなってそれぞれ働いているとのこと。
シングルマザーにとっては、今よりもずっとずっと生きにくい世の中だったろうな。
歩く木と育つ木が1つの鉢に生えていたら、どちらもダメになってしまうから別れたほうがいい…という話が、とても印象的だった。