ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

私がパラオで思ったこと

2008-09-18 23:58:43 | 旅のこと
パラオに限らず、アジアを旅行すると良く思うことです。ツアリズムとエコノミーのこと。今まで旅行したなかで、パラオは観光客と旅行者の住み分けが一番されていると思いました。まあ泊まったホテルの関係もあるかもしれないので、一概には言えませんし、ベトナムの、観光客向けのレストランなどとは住み分けの意味合いが違うかもしれません。パラオの産業や生活水準については、勉強不足であまり詳しくないのですが、日本人向けのツアーに参加し、日本語メニューのあるレストランで食事し、日本人観光客のためのシャトルバスで移動した、そんな旅行になりました。それで居心地が悪かったり、つまらなかったかと言われればそんなことは全くなく、快適で楽しい旅だったのですが。唯一、タクシーを利用したときに、嫌な思いをしたぐらいで。タクシーにはメーターがなく、行き先を告げて金額を交渉しなくてはならいのです。ショッピングセンターまで乗せてもらった後、レストランとホテルまでも乗せてくれるということで、でも込み込みの金額が高かったので断ったら、かなりしつこく食い下がられました。高い安いより、限られた時間の中での交渉がやっかいでもったいな
い感じ。だからと言って、相場より高い金額をそのまま払うのも違うと思い、その後はシャトルバスを使いました。まあそれはそれとして。国内旅行には現地の生活水準との格差など考えなくて済むから気楽です。それでも、ガイドブックに載っているお店が、観光客のみでいっぱいという光景にはよく出会うんですけどね。

こんなことを考えていたら、ハードルの為末選手のブログに、似たようなことが、もっと上手に書いてありました。為末選手のブログ、面白いです。こういう文章を書く人に、私は惹かれるんだなぁと思ってます。