ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

らいぶらりぃ

2006-07-21 18:35:53 | 日々のできごと

探し物があったので、地元の図書館に久々に行ってみた。

図書館で本に囲まれるのってなんだか心が落ち着く。
図書委員だったアウトローな高校時代の記憶が甦ったりするし。
そういえば直木賞を取った三浦しをんの授賞エッセイを読んだら、BUCK-TICKとボーイズラブが好きだと書いてあった。
同い年だし、高校時代のちょっとコアな友人たちを思い出して親近感。
短編を少し読み、もっと読みたいなと思っていた気持ちが増した。

地元の図書館は小さくて、探し物はなかったので、ふと演劇書コーナーへ行ってみる。
現代演劇についての本は限りなく少なく、タレントさんのエッセイ本がほとんど。
蜷川先生の『演出術』の隣に『えなりです』って…


最近、トミー・フェブラリーを久々に聞いている。
歌詞がやたら暗い。一見あんなにポップなのに。
愛憎はうらおもて、紙一重。
ほんとは誰のことも憎んだり恨んだりしたくないのに。


憎まねば別れられぬを愛といひ
少しも進まざる人生のこと
(北沢郁子)

少し、後悔

2006-07-20 23:57:19 | 美味しいもの
今日は稽古に作家の矢野さんが来てくれた。
一度通しをして観てもらったのだが…


緊張した…

相手役のわたしもさんもかなり緊張してたらしいし、後から聞いたら観ていた矢野さんもドキドキされていたらしい。
そりゃ、そうだろう。

パソコンが壊れたとかでかなりブルーになっていた平塚さんの心の中はわからないが、そんなみんな緊張状態で通してみた。

矢野さんのお話を聞いて、わからなかったところがわかったり、矢野さんの世界観を再確認できたり。
演出にに求められて、やろうと思ってできてないところが、やっぱり気になることだったり。
うまく言えないけど、話を聞けて良かった。
後は演出を信じてもっと細かくしていくしかない。
もっと細かく、もっと大きな波を起こして。いけたらいい。
そして遊ぶ。それが不可欠。

その後、わたしもさんと2人でラーメン食べてしまった。
今池の呑助というところの、超こってりラーメン。
表面に油の層があり、湯気も立ってない。
味は、くせになる感じ。
呑んだ後に食べたら美味しいタイプのラーメンだ。
黒いスープは美味しそうで、つい飲んでしまうが、口に入れたときに少し後悔するぐらい濃厚な味だった。
それでも懲りずに数口スープを飲んでしまった…ああ、後悔・後悔。


泡のように消えて

2006-07-19 23:11:07 | 芝居づくりのこと
2日連続で優雅に泡ブロ。
相方成田の誕生日に合わせて鹿目から数ヵ月遅れでもらった誕生祝いだ。
「胸の奥にぱっと花が咲いたような、スイートな気持ちになれる香り」らしい。
いい気持ち、いい感じ。スイートな気持ち。ありがとう、かのめさん。

今日も、稽古だった。
音響尾関さんが稽古に来てくれて、その後照明一馬君と軽く打ち合わせをした。
その後、相手役の山積さんと芝居について少し話す。
今回の作品過去の作品いろんな芝居のこと。演出のこと劇団のこと。
今回の作品、あおきりとはほんとに違います。
不条理です。
でも根本は同じなんだと実感する日々。
結局は、役者に尽きるのかな、とも思ったり。


ハニィポッドが終わったらやろうと思ってたこと、しばらくはやらないことにしました。
青臭く思い悩みながらも、『占い主義』な気分です。

大人であるという前提

2006-07-18 23:54:03 | 日々のできごと

偶然。
もう連絡先もわからないような同級生に会った。
最後に会った数年前、できちゃった婚直後だった彼女の腕には赤ちゃんが。
聞けば2人目だとのこと。
すっかり、「母」になっていた。

こういうとき、大人になりきれていない自分を実感する。
もちろん、人が成熟するために結婚や出産は必ずしも必要というわけではないと思う。
ただ、やはり、社会的には1人前になっていないような気がするのだ。
いつまでも親元で甘えながら好きなことだけをやっている日々のせいか。
今までソツなく生きて来た優等生気質のせいか。

奇しくも、今日はあおきり運営部会議で、30女が4人揃った。
松井が欠席だったので、かのめと私、昨日大台に乗ったばかりの成田けい、そしてゲストの木村仁美。
仁美ちゃんはかわいいテントウムシの腕時計をしていた。
あおきりで「お局4人衆」と言われているこの面子だけで集まるのは意外に珍しいことだ。
悪くない。


「少年の心を持った人が好き
大人であるという前提で」
(佐藤真由美)




ヨーロッパさん

2006-07-17 19:16:28 | 日々のできごと

日曜日のことですが、ヨーロッパ企画さんのショートショートムービーフェスティバルに行ってきました。
いや~、面白かった。
5分以内のショートムービーを集めたフェスティバルで、役者さんが監督をしている作品、一般公募作品、ゲスト監督の作品などを上映するもの。京都で予選を行い、東京と大阪で本選を行ったそうです。
名古屋はその中から運営委員の方が選んだ11本が上映されました。
とにかく、すごい。いろんな作品があったけど、役者さんたちが1人1本ずつ撮っているのに感動しました。むむむむ。
私の中ではお洒落で女の子らしい山脇さんの作品と、ヨーロッパ企画の舞台をそのまま映像にしたような上田さんの作品が好きでした。

上映後のトークショーも面白かったし。石田さんのキャラが微妙に松井にかぶる、と言ったら失礼でしょうか?
さらに楽屋にまでお邪魔してミーハー全開で写真撮ったりアドレス交換したり…迷惑かけちゃったかも…。ごめんなさい。
女優さん2人ともとてもキュートで素敵でした!
ライブラリィでせっかくご一緒できたから、これからも仲良くさせてもらえたらいいな、と思ったり。