8月10日、那須高原へ行ってきました。
台風14号の影響で、東京地方は、不安定なお天気という予報でしたが、北関東は、比較的お天気が良さそうだったので、出かける事にしました。
初めての那須です。
前日、突然行くことに決めたので、那須を観光すると言っても予備知識がなく、ネットを調べて、とりあえずロープウェイに乗ってみようということで出かけました。
出発の時、私の住む神奈川は青空が広がっていましたが、テレビによると、東京方面は、小雨が降っているということでした。
東名を抜けて首都高を走っていると、雨がぱらぱら降ってきて、虹が見えました。
久しぶりに虹を見た気がします。
東北道を埼玉~群馬~栃木と進んでいくと、徐々に青空が増えてきました。
途中食事と休憩を含めて、5時間くらいで那須のロープウェイ乗り場に着きました。
ロープウェイの車掌さんは、年配の男性なのですが、とても面白い人で、山頂までの間、ロープウェイの中は何度も笑いに包まれて、楽しく頂上まで行くことができました。
雲は多めですが、まずまずの景色でした。
晴れていれば、右側に筑波山や太平洋、正面奥は、福島の白河近辺が見えるそうですが、この日は、雲がかかって、遠くの見晴らしはイマイチでした。
でも、ロープウェイの車掌さんの話だと、前日まで、霧がかかっていて、ほとんど景色は見えなかったらしいので、私たちはラッキーだったと思いました。
尖った山がたぶん朝日岳
朝日岳は、皇太子ご一家が、毎年登る山だそうです。
そして、帰りは、このロープウェイで、下るとのことでした。
ロープウェイの中は、ほぼ満員でしたが、皇太子ご一家三人に対して、それくらいのお付の人が同行するそうです。
茶臼岳に登るには、片道45分。
牛ヶ首に行くのが、片道25分という表示があり、私たちは、牛ヶ首へ行ってみることにしました。
写真中央付近の白っぽい部分が道です。
隠れるところも何もない道なので、雷が心配でした。
予報では、夕方雷ということだったので、午前中だし、大丈夫だろうということで、行ってみることにしました。
子供は元気で、どこでもさっさと登っていきます。
私たちは寄り道せずに、まっすぐにひたすら牛ヶ首を目指しました。
茶臼岳を背に
あまりに若く撮れたので、顔出ししてみました。
遠目のせいもありますが、この写真だけ見ると、とても65歳には見えないでしょう(笑)
この石積みの頂上にとんぼが止まっていました。
目的地までは、まだまだです。
そしてやっと目的の牛ヶ首に着きました。
茶臼岳が大きく見えます。
ここに着いたとたん、硫黄のにおいが立ちこめました。
汗を拭いたタオルに、硫黄のにおいがついてしまうくらい硫黄がいっぱいでした。
茶臼岳を背にピース!
私たちの少し前を歩いていた家族です。
夫婦と子供、そしてお年寄りでした。
途中から、私たちは、追い越しましたが、お年よりは、こんな風に杖を付ながら、とうとう頂上まで登ってきていたので、びっくりしました。
道は、とても滑りやすかったので、下りが大丈夫だったのか、ずっと気になっていましたが、頂上以降は、この家族に会うことはありませんでした。
片道25分と書かれていましたが、私たちは往復1時間30分かかりました。
写真を撮りながら、のんびり歩いたせいもありましたが、どこも滑って歩き難い道でした。
帰り道は、どんどん霧が立ち込めてきて、ロープウェイ乗り場付近に来たときは、行きに見えた茶臼岳は霧に覆われてしまって、全く見えなくなっていました。
行きの写真と比べると、こんなに景色が違います。
これも、ラッキーだったと思いました。
ちょうどお昼ごろに下りのロープウェイに乗り、山を下りました。
その頃は、人も増え、ロープウェイは、待っている人が一度に乗り切れなくなり、臨時便が出ることになりました。
あまり混雑せず、そしてお天気が良い時間に行って来られれて、良かったなと思いました。