はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

集団食中毒

2015年08月07日 | 出来事
友達の話です。

先日、友達が、ご主人とそのお仲間と一緒にゴルフに行ったそうです。
すぐ近くに富士山が見えるゴルフ場でした。
ゴルフ場の開場20周年記念ということで、プレー費だけで、昼食は、無料ということで、
屋外のバーベキューで、好きなだけ飲んだり、食べたりできました。
友達のグループは、スタートが早かったため、11時から、昼食を摂り、11時20分から、午後のスタートだったと言います。
20分間では、たいしたものも食べられなかったのではないかと、私は推測しましたが。

ゴルフを終えて、数日後、保健所から封筒が届きました。
あて先は、ご主人との連名だったし、中身が何だか分からないので、ご主人が帰るまで、未開封のままにしておいたところ、ご主人は仕事の都合で遅くなり、その日は、開封することなく終わりました。

翌朝、電話が鳴り、出てみると保健所からだったそうです。
前日に届いた封書の件でした。
友達がプレーしたゴルフ場で食中毒が出たらしく、160人中、5~60人が、具合が悪くなり、ゴルフ場から、病院に運ばれたらしい。
それで、友達のグループに、吐いたり、下痢したりという異常がなかったどうかの確認でした。
炎天下のバーベキューだったため、食べた種類を聞かれたり、一緒に行ったメンバーを聞かれたりしましたが、メンバーに関しては、言いたくないかも知れないから、言わなくてもいいということでした。
食中毒に関しては、プレーした人のそれぞれの市区町村が、対応しているとの事で、何が原因か調べているので、食品リストだけ出してほしいと言われました。
封書を開けると、検便容器とアンケートが入っていました。
食品リストは、そのとき、出された物が、全部記載されていて、友達のグループは、冷やしキューりは食べていなかったので、たぶん、それだろうと話しました。
2~3年前に冷やしキューりで、O157が出たというのを聞いていたので、たぶん、それだと思いました。
ほかのメンバーに聞くと、保健所からは、まだ、何も言って来ないという人や、自宅まで保健所の人が、訪ねて来たという人もいました。
グループのメンバーは、誰も具合が悪くならず、
「冷やしキューりを食べなかったのと、食べた時間が早かったから、大丈夫だったんだね」
と話しました。
出された食べ物は、大きな入れ物に、氷とキュウリ、冷やしトマト、焼きそば、焼きおにぎり、フランクフルト、焼きトウモロコシ、焼き鳥、とりの唐揚げ、サイコロステーキ、たこ焼き等々、いっぱいあったそうです。

後日、保健所から電話があって、原因は、黄色ブドウ球菌で、焼きおにぎりについていたらしいということでした。
でも、友達も焼きおにぎり食べたそうです。
しかもご主人は、一口食べて、変だと言って止めたのに、友達は、平気で、ご主人が残した分まで食べたそうです。
それでも、大丈夫だったとか。
黄色ブドウ球菌は、手から、感染するそうです。
おにぎりを大量に作ったので、作った人は、3人。
たまたま友達のグループは、菌を持っていない人が握ったおにぎりだったようです。
黄色ブドウ球菌は、食べてすぐに、症状が出るらしい。
それで、食中毒が確定したため、そのゴルフ場は、3日間の営業停止になったそうです。
169人中、追跡調査が出来たのは、135人で、食中毒の患者は8人だったそうです。
ずいぶんたくさんの人が病院に運ばれたようですが、実際の食中毒患者は8人ということで、保健所の人も友達がなんともなくて、良かったですね!と言ってくれたそうです。

後日、ゴルフ場から、丁寧なお詫びの手紙が届き、今回の食中毒は、点滴治療だけで、入院した人はいなかったということでした。

それにしても焼きおにぎりが原因だということで、焼いても菌は死なないものなのかな?と思いました。
中まで火が通っていなかったということなのかもしれませんが、いまどき、直接素手で握るお店もあるんだとちょっとびっくりでした。
私が見る限り、お店では、機械か薄い透明のビニール手袋をして握っています。

私は、あまり気にしませんが、他人の握ったおにぎりは食べないという人も多いようです。
最近は、子供でも他人の握ったおにぎりを嫌がるとか。
そんな時代なので、このゴルフ場の焼きおにぎりは、論外かなと思いました。

ゴルフ場のホームページでも、お詫びが掲載されていたので、今後は改善されることだろうと思いますが、暑い季節なので、食べるほうも、より気をつけなくちゃと思います。


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