うれしいお年玉

今頃の記事になってしまいましたが、今年のお正月は元日から体調不良でゴロゴロしてばかりのお正月で、何も良いことないなと思っていましたが、実はとてもうれしいことがありました。

元日、息子は休日出勤でした。
会社そのものはお休みなのですが、仕事があるらしく息子は出かけて行きました。
仕事が済み次第帰れるとのことで、いつもより帰りが早く、寄り道をしてきたようです。
息子が帰ってくると手には大きなダンボール箱を持っています。
「何を持ってきたの？」
という私に
「ノートパソコンだよ。安かったんだ！お母さんのパソコン、ダメになったって言ってただろう？」
と言います。
確かに私のパソコンは最近動きが半端じゃないくらいに遅くて、立ち上げる気にもならなくなっていました。
そして、液晶部分には変な汚れというか傷と言うかそんなものがついてしまい、使えないわけではないけれど、よほどのことがない限りは、家でパソコンを開ける気にならない状態でした。


でも、この財政難の時に、新しいパソコンを買うなんてとてもできません。
私は、息子の言葉に驚いて
「ええっ？私には、ノートパソコンを買うお金なんかないのに。」
と言うと、
「金はいらないよ。」
と言います。
ひぇ～
です。
いくら安くなっていたと言っても１５．４インチの新品のノートパソコンですから、１万や２万では買えないでしょう。
息子の会社は今のところ、不景気の影響は受けていないらしく、冬のボーナスも今まで通り出たようです。

息子は
「Ｖｉｓｔａだから慣れない間は使いにくいかもしれないけど、とりあえずは、ネットにつながれば良いんだろう？」
と言って、すぐにネットにつながるようにしてくれました。
私もＶｉｓｔａの仲間入りです。
画面は大きいし、液晶は画面もきれいで明るい。



それに大きいのにとても軽いんです。
息子は
「ＣＰＵはセレロンだけど、多分オレのノートより動きは早いと思うよ。」
と言います。
確かに早い。
何をするのも快適です。
それ以来、息子は、たまに
「どうなの？どうなの？あのパソコンの動きはどうなの？」
と聞いてきます。
「今までのパソコンに比べたら早いよ」
と私が答えると
「比べる対象にならないでしょう。今までのパソコンと比べて早いと言っても、それは早いうちに入らないよ。もっと他に言い方はないの？」
と言います。
物事の言い方は難しい。
そうか「ダントツに早い」とか、「会社のディスクトップと比べても遜色ない」とか、言わなくちゃダメだったかな？
でも、息子も私が喜んで使っているのを見てうれしそうです。

先日、息子がカーナビが欲しいと言い出しました。
どうせ買うなら良いのが欲しいという話から、
「ボーナスもなくなっちゃったしなぁ」
と息子は言います。
私はつい
「どうして？何にそんなに使ったの？」
と言うと、
「家に入れる金とあのパソコン・・・」
とパソコンに関しては言いにくそうに小さな声でボソッと言ってました。

はい！
そこで話は終了です。
それ以上話すと墓穴を掘って、パソコン代をいくらか出さなければならなくなりそうなので（笑）

息子は家に入れる生活費は、いつもボーナスでまとめて入れてくれるのです。
そうか～
冬のボーナスは全部私関係に使っちゃったのかぁ。

以前の一眼レフもうれしかったけれど、今回のノートパソコンは、もっとうれしい出来事でした。