はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

五月の風の中で

2013年05月21日 | わたくしごと
皆様からご心配いただいた風邪ですが、おかげさまで、だいぶ良くなりました。
まだ、たまに咳が出ますが、もう大丈夫だと思います。

写真もたまっているので、少し前のことを書こうと思います。

私が仕事を辞めてから、これ幸い(?)とばかりに、娘から子守を頼まれることが、あります。
たまーにですけどね。
昼間は、まめは小学校、ツブは幼稚園へ行ってしまうので、ミニ一人だけになるのですが、どうしても一緒に連れて行けない場所があります。
そういう時は、私にお呼びがかかります。

この日は、娘のネイルの日でした。
最近は、爪の手入れもお金をかけてやってもらう時代になったようです。
きっかけは、娘の爪が割れるようになり、一度ネイルをしてもらったら、それ以降は、割れることがなくなったからというものでした。

私は、最初、”ネイルなんて贅沢な・・・”と思っていました。
私が子育の時代には、生活するだけで必死で、美容院だの化粧品だのと、美容にお金をかけるなんてできなかったなぁと思いました。
近くに身内がいなかったし、私の親も主人の親も働いていたので、子守をお願いすることはできませんでした。
あまり、人を頼ったことはなかったように思います。
そんな風に自分の子育て時代を振り返ったりもしますが、時代が違います。
最近は、自分と同じように考えて比べるというのも違うのかもしれないと思うようになりました。
娘も普段、一人で三人の子育てをしていて、ストレスが溜まることもあるだろうし、ネイルサロンに行くことで、息抜きになるなら、それも良いのかもしれないと思うようになったんです。
パパが仕事の都合が付く時は、パパがミニの子守をしてくれるので、滅多に私に頼んでくることはありませんが、予定をしていても、急にパパに仕事が入ったりすることがあり、そんな時は私に子守を頼んできます。

子守の日は、お天気も良く、風も強くなく、暑からず寒からず、過ごしやすい日でした。
最初は部屋で、お人形さんで遊びました。
最近は、着せ替えをするようになったそうです。
着せ替えと言っても、脱がすだけで、まだ着せられるわけではありませんが、まだ、自分もママのおっぱいを飲んでいる時期なのに、いっちょ前にミルクをあげたりしていました。



部屋の中での遊びも飽きてきて・・・本当は、私が飽きました---外を散歩することにしました。
ミニと手をつなぎながら、娘の家の周りをぐるっと歩きました。
途中の自動販売機の前で立ち止まっていたところ、見知らぬおばさんがジュースを買いに来ました。
おばさんが近づくと、ミニは慌てて両手を私に向けて、「抱っこして」というしぐさをしました。
知らない人がそばにきて、急に不安になったようです。
ミニを抱くと、ふわっとしていて、あまりに軽いのでびっくりしました。
そういえば、私はまめやツブはずいぶん抱っこしたり、おんぶしたりしましたが、ミニはいつもママべったりで、あまり抱くことはなかったなぁと思いました。
石川啄木の歌を思い出しました。
たはむれに母を背負いて そのあまり軽きに泣きて 三歩歩まず
ははは・・・
ぜんぜん違いますが、あまりに軽くて、拍子抜けでした。
上手く表現できませんが、ふわふわの温かいお人形を抱いたような感じがしました。

一回りして、娘の家の前の小さな原っぱに出ました。
用水沿いの原っぱです。


雑草が伸び、すぐにミニの背を越してしまいそうです。



シロツメクサがたくさん咲いていました。
ひと月くらい前に子守をしたときは、咲き始めのシロツメクサを探して、小さな髪飾りを作り、ミニの頭に乗せました。
でも、この時は携帯もカメラも忘れてしまって、写真が撮れなくて、残念でした。
この日は髪飾りは作りませんでしたが、カメラを持参していたので、ミニの写真が撮れました。

家に戻ると、ミニは眠くなったらしく、ちょっと抱いてやるとすぐに眠ってしまいました。
私は眠っているミニのそばで本を読みながら、娘の帰りを待ちました。

娘が帰って、私たちの会話でミニが目を覚まし、娘の姿を見た途端、泣きべそをかきました。
私といるときは、そんなそぶりは見せませんでしたが、やっぱり短い時間でもママがいないのは、不安だったんだなぁと思いました。
そういえば、普段は良く笑う子なのに、写真のミニには、笑顔はなかったなぁ。
でも、私にとっては、さわやかな五月の風の中、穏やかなひと時でした。

そうそう、娘の家の玄関にツバメが巣を作りました。


まだ、作りたての巣です。
これから、子作り、子育てが始まるんだろうと思います。


前の人たちが15年間住んだ家ですが、娘たちが住むようになって初めてツバメが巣を作ったようです。
娘も度重なって色々ありましたが、きっと、これからは良い方向に向かってくれるだろうと思いました。


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