はーちゃんの気晴らし日記

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近所の夫婦喧嘩

2005年03月27日 | 雑談
『夫婦喧嘩は犬も食わない』というけれど、とにかく、私の裏のA家の夫婦喧嘩は半端ではない。
多分、40代くらいだとは思うけれど、お子さんはなく、ご夫婦二人だけでいる。
奥様はそそとしておとなしく、蚊のなくようなか細い声を出し、ご主人は、一見やさしそうなマスク。
ところが、夫婦喧嘩が始まると、場所、時間を問わず、激しいものがある。

以前は、私が寝ている部屋とご夫婦の寝室が隣り合わせのため、夜中に突然、怒鳴りあう声で目がさめるのことがよくあった。
その声で目が覚めると、やはり気になって眠れず、睡眠不足になる。
当のご夫婦は、朝になるとケロッとして二人でゴミ袋を提げて、仲良くゴミ出しをしたりしている。
夫婦喧嘩は犬も食わないとはよく言ったものだと思う。

最近は、以前ほど回数は多くなくなった。
一時期、ご主人の姿が見えないことがあり、我が家の話題は、よからぬほうへ向かった。
「最近、ご主人をみかけないね。そういえば、喧嘩もないよね。」
それで、
<もしかしたら奥さんが、たまりかねて、ご主人を亡き者にしたのではないか?>などという話になり、ベランダからお隣の庭を覗いては、大きな穴のようなものはないか?掘りかえした後はないか?と確かめたことがあった。

しばらくして、わかったのは、A家のご夫婦は、どうやら家庭内別居を始めたようだということだった。
それで最近は、喧嘩がなかったということがわかった。

ゆうべ11時頃布団に入り、すっかり眠りこけていた私だったけれど、電話で起こされた。
こんな時間に誰だろうと思っていたら、A家のお隣のM家の奥さんからだった。
M家の奥さんは数年前にご主人を亡くされ、息子さん二人との三人暮らしだけれど、昨日は二人の息子さんは外出していて、まだ帰ってきていなかったらしい。
私は仕事で家にいなかったため昼間の喧嘩は知らなかったけれど、M家の奥さんの話では、
「今日は朝からずっと喧嘩が続いていて、こわくてたまらなかったの。」
今、また喧嘩が始まって、A家の奥さんがはだしのままM家に来て、玄関のチャイムを鳴らしたという。
「私はこわくて、出られなかったの。」
という。
よっぽど私は熟睡していたのだろう。
ゆうべはお隣の喧嘩に全然気づかなかった。
M家の奥さんから電話があったときは、もう、静かになっていたのだけれど。

それにしても、この夫婦の喧嘩は、二人だけの問題では済まず、近所中が、何らかの形で二人の喧嘩には悩まされているというのが実情だ。
子供が小さかったら、怖くてひきつけをおこしていたかもしれないと思う。

我が家のクマも吠え声でご近所に迷惑をかけているとは思うけれど、A家の夫婦喧嘩はそれに優るものがある。


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