はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ピロリ菌

2010年08月11日 | 我が家
主人が会社の健康診断でひっかかりました。
胃の再検査と出ました。
しかも、A・B・C・D・E・F・Gというランクの中のEランク。
診断名は忘れましたが、要再検査というものでした。

早速かかりつけの病院で胃カメラの検査の予約をしてきました。
ところが、今は胃カメラを飲む人が多いのか、かなり先の予約でした。
主人は、
「検査が済むまでは落ち着かない」
と、言って、どこかへ遊びに行く話もイマイチ乗り切れないようでした。
私は楽観的でした。
主人は見るからに健康そうだし、最近はめきめき太ってきて、とても胃が悪い人とは思えません。
「大丈夫よ。健康診断なんて当てにならないんだから。検査して何でもなければ、それに越したことないし、もしも・・・もしもよ、悪いものが見つかれば、早期発見して手術をすれば、99%完治するから。」
と、私は、自分の事ではないので、気楽なものでした。

ところが、胃カメラ検査を終えた主人の話を聞いてびっくりでした。
十二指腸潰瘍の跡があるとか。
十二指腸潰瘍って、そんなに神経を病んでたの?
主人は、何ごとも気にするタイプじゃないし、かなり暢気というか、おおらかな人なので、十二指腸潰瘍になるほどの何があるの?
仕事?会社?家庭?ひょっとして私?
仕事が原因なら、すぐにでも辞めて欲しい。
もう十分働いたんだし、息子に世話になりながらのんびり暮らそうよ。

などと言いました。
胃には、一部炎症が見られるので、念のために組織を採って検査するとのことでした。
念のため・・・
そう先生は言ったようですが、会社の健診から胃カメラを飲むまでの間は、二ヶ月近くの期間がありました。
それなのにまだ胃に炎症があるというのは、ちょっと変だと私は内心思いました。
主人は、
「もしも癌だったら、入院して手術して、そのまま仕事は辞めるよ。」
と言っていました。
「うん。そうした方がいい。」
と私も言いました。

それから一週間後、検査の結果を聞きに行ったところ、すべての原因はピロリ菌だったということがわかりました。
十二指腸潰瘍もピロリ菌の仕業。
胃の炎症もピロリ菌の仕業でした。

ピロリ菌というのは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因と言われています。
人から人への経口感染がほとんどで、家族内での母親から子供への感染などで多くが5歳までの幼少時に感染するそうです。
子供の頃に井戸水を飲んだ人に多く存在すると言われています。
主人はまさにそれだ!と思いました。
子供の頃は、いつも母親の実家の茨城へ行き、井戸水を飲んでいたそうです。
ピロリ菌がいると、潰瘍は一度よくなっても再発しやすくなります。
要は、胃の中にピロリ菌というばい菌がいると、薬で傷が一旦良くなっても、またすぐに炎症を起こしやすくなってしまうというわけです。

そこで、ピロリ菌の除菌をすることになりました。
数種類の薬を朝晩2回一週間飲みます。
一回でも飲み忘れてはいけないと言われたそうです。
一度でも飲み忘れると除菌率が低下するそうです。
特に2回続けて飲み忘れた場合には、除菌は失敗します。
薬に対して菌の抵抗力が強くなり、薬の効き目がなくなってしまうそうです。

主人は毎日血圧やコレステロールの薬を飲んでいますが、よく飲み忘れがあります。
でも、このピロリ菌の除菌薬だけは、一度も忘れずに飲んだようです。
そして、結果は4ヵ月後。
えっ?
4週間後の間違いじゃないの?
と言ったのですが、【4ヵ月後】だそうです。
今度の検査は内視鏡ではなく、薬を飲んだ後、その息でピロリ菌の有無がわかるとか。
しっかり除菌薬を飲んだので、たぶん、除菌はできていると思います。
これで、潰瘍の心配がなくなりそうです。
健康診断のおかげで早期発見、菌の駆除をすることで、安心な日々が送れます。
会社の健康診断もバカにならないなぁと思いました。




ライフスタイル ブログランキング


最新の画像もっと見る