はーちゃんの気晴らし日記

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今時の算数

2017年08月21日 | 雑談
先日、まめがドリルを広げて、算数の宿題をやろうとしていました。
小数点の割り算です。
割り算なんて、今時、面倒くさくて、私は、計算器頼りです。
まともに自分で計算したことなんてありません。

まめが、ひっ算をしながら、いくつの数が立つのか考えているのを横目で見ながら、「うわぁ~、面倒くさそう」と思っていました。
だいたい、私は、九九が6の段以上になると、自信がなく、聞かれても答えられません。
なので、小数点の何桁もある割り算なんて、考えたくもない。

いくつか計算問題をやった後、最後に文章問題がありました。
「ババ、これ、わからない。」
と言うので、これは、困ったなと思いました。
いつも、算数の勉強は主人がみているのですが、その日は、あいにく主人が仕事だったので、私がみなければなりません。

問題を読むと、何とか私でも大丈夫でした。
式はすぐにできたのですが、
問題に、
「上から二ケタの概数を、四捨五入して答えなさい。」
とあります。
まめが、
「上から二ケタの概数って、何だっけ?忘れちゃった~」
と、言います。
整数だけなら、私でも上から二ケタはわかりますが、小数点が付く場合、考え方が違うのかもしれないと思い、ネットで調べてみました。
すると、小学校5年生の算数の少数で、”上から二ケタ”という言葉は普通に使われるらしく、私と同じような疑問を持った人の質問が出ていました。

回答を見ると、少数点の前に整数がある場合・・・例えば、
1.234という数字だと上から二ケタは、1.2なのですが、
0.123という数字だと、上から二ケタは、0.12なんだそうです。
0.0123という数字だと、上から二ケタは、0.012となる。
位に関係なく0を含まない整数を上から数えるんだそうです。

まめにネットで書かれていたことを説明すると、
「うん、わかった」
と言って、そのあと、計算して答えを書いていました。

それにしても、「上から二ケタの概数」なんて、ややこしい言葉だなと思います。
私たちの時代は、少数第一位までとか少数第二位までという言い方をしました。
どうして、そんなややこしい言い方をするんだろう?
だいたい、小学生で「概数」なんて言葉を習うもびっくりしました。

今は、ネットと言う便利なものがあるので、わからない時は、調べれば何とかなりますが、小学生の勉強もわからなくて、だんだん教えることができなくなってきます。

先日、近くのコミセンで「君の名は。」という映画を見た時に会った息子の同級生のお母さんは、息子さん夫婦との同居で、息子さん夫婦は共働きなので、孫の面倒を一手に引き受けているらしいですが、
「『孫の面倒はみるけど、勉強としつけは、一切みないから』と、言っているの」
と言っていました。
ホントに、それが一番ですよね~。

それでも、九九くらいちゃんとできないといけないと思って、最近は、ウォーキングの時、6の段からの九九を確認しながら歩いています。


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