はーちゃんの気晴らし日記

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よくある話

2015年03月14日 | 雑談
今年もいつもの年のように、毎日花粉に悩まされています。
ただ、今年は、早めにアレルギーの薬を飲み始めているせいか、寝込むまで行かないのが救いかなと思っています。

そろそろアレルギーの薬がなくなってきたので、病院へ行きました。
平日の午前中の病院は、やはり年寄りが多いなと思います。

私が順番を待っていると、お年寄りが入ってきました。
私の前に座っているお年寄りと知り合いだったようです。
その人を見るなり
「あら、しばらく・・・」
と話しかけました。
目の前で話をしているので、話の内容を聞くつもりでなくても聞こえてきます。
後から来たお年よりは、補聴器をつけているので、話はスムーズなのですが、座っていた人は耳が遠いらしく、何度も聞き直すし、自分が聞こえないせいか、声も大きい。

二人の会話は、足腰が弱ってきたということから始まりました。
歩くのが大変で、病院へ通うのは、大抵、家族に送り迎えをしてもらうそうです。
でも、たまには自分で来なければならない時があり、そういうときは、歩行援助用のカートを押して歩くと言っていました。
「あら、あなたもそうなの?私もなの。いつもカートのお世話になっているのよ。」
と、二人の会話は、歩行が大変だという話で盛り上がって(?)いました。
すると、後から来たお年寄りが、
「お互い、大変ね。でも、どこも悪い所はないんでしょう?元気なんでしょう?」
と、言いました。
言われたお年よりは、一瞬、固まったように見えました。
私は、聞いていて、思わず笑いました。
病院の待合室で、
「○○さん、最近、見かけないね。どこか具合でも悪いんですかね?」
と言う笑い話を聞いたことがありますが、実際、それに近い話を聞いて、そういう笑い話は現実なんだなぁと思いました。

確か、あなたは、私より1つ年下だったわね。私が83歳だから、あなたは82歳でしょう?」
と最初に座っていたお年寄りが言っていました。

「どこも悪いところはないんでしょう?」
と言われて一瞬固まっていた人は、83歳だったようです。
「頭から足まで、悪いところは、あちこちよ」
と、自分が悪いところを、事細かに82歳の人に話していました。

二人とも80歳を過ぎているなんてすごいな、それにしては、元気なお年より達だなと思いました。


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