はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

女二人に参った!

2015年03月13日 | ミニちゃん
先日、ツブとミニも一緒に勘九郎とはなの散歩へ行きました。
娘とまめたろうが出かけたので、二人が私の家で待っていることになり、二匹の散歩も一緒に行くことになりました。

二人とも、リードを持ちたがるので、ツブがはな、ミニが勘九郎のリードを持つようにしました。
はなは、散歩中に何が起こるかわからないので、ツブにリードを持たせ、大人しい勘九郎のリードをミニに持たせました。
勘九郎は、勝手にどこかへ行ってしまうことはないので、ミニがリードを持っていても安心です。

いつもは、短い距離を散歩して終わるのですが、ツブが、「ひまわりの道へ行きたい」と言うので、遠回りをすることにしました。
夏になるとひまわり畑になる場所です。
そこへ行くには、自動車道路を横切ります。
ツブがはなと先の方に行っていたので、
「そこで待っていなさい!」
と叫び、全員が揃ったところで、
「よーい、どん!」
といっせいに道路を横切りました。

今の時期は何も植わっていない畑が多いので、見晴らしの良い広々とした場所をのんびり散歩しました。
夕方になっても、暖かい日でした。

すると、前から中型犬を連れた人が来ました。
他所の犬が来ると、はなは気が違ったように激しく吠えるので、相手の人に申し訳なく、私はいつも恥ずかしい思いをします。
ちゃんとしつけていないから、いけないんですけど。

その時にも、はなは、吠えながら、相手の犬に向かっていこうとするので、ツブは、必死で抑えていました。
その時のワンちゃんは、大人しそうなワンちゃんで、その場は何事もなく通り過ぎたのですが、しばらく歩くとまた別の犬と出会いました。
その時の相手も中型犬でした。
中型犬は、かなり戦闘的にこちらに向かってきているようでした。
当然、はなは、激しく吠えまくります。
気の良い勘九郎は、相手がそんな態度でも、全く気にせずに、寄っていこうとします。
これは、危険だなと思いました。
勘九郎は好意的でも、相手に噛み付かれることがあるからです。
それで、ツブからはなのリードをとって、はなを抱き、ミニから勘九郎のリードを取って、私が持ち、急いで通り過ぎました。
はなは、私に抱かれながらも、今にも腕から飛び出しそうにガウガウものすごい勢いで相手に向かっていこうとするので、私は、勘九郎のリードを短く持ち、必死ではなを抑えて、その中型犬とすれ違いました。
相手の中型犬も、こちらに飛び掛るようにするので、飼い主さんも必死でリードを抑えながら、通り過ぎて行きました。
小さいから、どうにでもなりますが、散歩の途中で他の犬に会うと、はなの気性にはほとほと参ってしまいます。
向こうっ気が強いだけで、実際は、気が小さくて、怖がりなんだろうと思います。
それで、先手必勝で、自分から吠え掛かってしまうんだろうと思います。

中型犬と通り過ぎた後、ふとミニを見ると、ミニがいじけて泣いています。
どうやら、ミニが持っていたリードを私が持ったことを怒っているようです。
私は、
「前からワンコが来たでしょう。通り過ぎる時に危ないから、私がリードを持ったのよ」
と、言いました。
でも、ミニは、何を言っても受け付けず、すねて大泣きしています。
それはそれは、頑固で、手がつけられない感じでした。
ツブは、
「ミニは、いつも、わがままなんだよ。」
と言いながら、ミニをなだめようと、ミニの手をとろうとしました。
でも、ミニは、そのツブの手を振り払って、ツブの言葉も受け付けようとしません。
私は、何度も大声で、理由を説明したのですが、ミニは、全く聞く耳を持たないので、放っておこうと思い、歩き始めました。
すると、ミニは、ますます声を張り上げ、畑中に響き渡るような大声で泣き叫び始めました。
私は、だんだん腹が立って来て、遠く離れたところから大声で、
「危ないから、私がリードを持ったの!それがわからないなら、勝手にしなさい!」
と言いました。
私がかなり怒っているので、ミニは、手を差し伸べるツブに、寄りかかり、甘えるようなしぐさをしました。
「まだ3歳になったばかりなのに、こんな小さな頃から女の武器を使うんだ!」
と、私は内心思いました。
ツブがお兄ちゃんらしく、やさしくミニの手を取ると、ミニは、黙って歩き始めました。
私がそばに行って、勘九郎のリードを渡すと、ミニは何事もなかったように、復活して元気に歩き出しました。
機嫌が直ってほっとしましたが、頑固で扱い難くい女だと思いました(笑)

そのときの事を、娘に話すと、
”たぶん、相当眠かったんだと思う。理由を話しても受け付けないのは、眠くて、むちゃくちゃになっていたからだと思う”
ということでした。
その後は、何事もなかったようにケロッとしていたので、そうだったんだろうと思いました。

それにしても、この日の散歩は、はなとミニの手のつけられない二人の女に参りました。


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