
だいぶ日にちが経ってしまいましたが、昇仙峡の写真をやっと整理したので、載せたいと思います。
この日、山梨の動物病院付近は、曇り空で冷たい風が強く寒かったのですが、昇仙峡へ着くと、風はなくおだやかな暖かい気候になっていました。
山梨は盆地のせいなのでしょうか?
平地の方が寒くて風が強いようです。
駐車場から、仙娥滝までは、緩やかな坂道です。
だらだらした遊歩道になっているので、苦も無く歩けます。
駐車場に車を置くと、道路わきに人が立っていて、
「はい、この辺の案内地図を差し上げますよ。滝まで行くなら、あのバスに乗って行って下さい!」
とそばあるマイクロバスを指さします。
見ると、数人の人が乗り込んでいて、いかにも無料で送ってくれるような言い方をします。
でも、よく見ると、一人300円と書かれています。
子供も同じ値段のようです。
「なんだ、お金を取るんだ!」
と、私たちは、バスを利用しないで歩くことにしました。
途中、タクシーや馬車があり、みな乗っていくように呼びかけます。
「ここから滝まで歩けば20分はかかりますよ。乗って行って!」
と言います。
そういえば、山梨に会社を持っている友達が、だいぶ前に
「山梨の観光地の人は商魂たくましいから、気を付けないと、いつの間にか乗せられてしまう」
と、言っていたのを思い出しました。
以前、会社の旅行でも昇仙峡に行ったのですが、その時も口車に乗せられて、馬車に乗って滝の近くまで行った事がありました。
馬がかわいそうで、乗っていても落ち着きませんでした。
そして、帰りは無理やりのように何台かに分担してタクシーに乗せられたっけ。
費用は、会社の負担なので、私たちには何の影響もありませんでしたが、うまく乗せられたような気がして、何となく不愉快な気分になったのを思い出しました。
この日は、穏やかな日で孫たちも一緒です。
みんなで遊びながら歩くのが楽しいと思いました。
岩にはそれぞれ名前がついているようです。

ミニが、「あっ、目と鼻がある!顔見たい!」と言っていました。
「ホントだ!サルとかゴリラの顔みたいね」
などと話しながら。
ここの紅葉は、茶色から赤の紅葉がほとんどです。

あまり黄色の紅葉は見かけなかったように思います。
石門です。

今にも大きな岩が上から落ちてきそうです。
石門付近から見た岩山

仙娥滝には、虹がかかっていました。

正面から見た仙娥滝

三人の孫たち


ミニは、お地蔵さんを見つけて、また手を合わせていました。


暖かくて穏やかな良い日でした。

あちこちにモミジの葉が模様のように落ちていました。

孫たちは落ち葉を拾って、一気に撒いたり、頭に乗せたりして遊んでいました。


まめは、岩の端、道の端、高い岩の上などに乗ろうとするので、そのたびに、娘は
「危ないから、それ以上は止めて!」
と叫んでいました。


片道20分の道を、往復2時間かけてのんびり歩きました。
病み上がりの身体でしたが、特に疲労を感じることなく歩くことができました。
健康であることのありがたさを痛感しました。
久しぶりに空腹を感じ、美味しい昼食を摂ることができました。
最近は、孫たちも忙しくてなかなかみんなで出掛ける機会はなくなってしまいましたが、まるの手術のおかげで、楽しい時を過ごすことができました。