自転車の罰則

以前にも無灯火の自転車という記事を書いたことがありますが、夜になっても灯りをつけずに走っている自転車はまだまだ多いなと思います。

危険な自転車をよくみかけます。
特に自転車通学の高校生。

朝の通勤のときに、事故を目撃することがあるのですが、車と高校生の自転車との接触事故が多いです。

信号待ちをしているときなど、突然後ろからスーッと飛び出してきて、前を横切られてヒヤッとすることもあります。

携帯電話をしながら走っている自転車はよく見かけます。
これは、高校生だけじゃないですけど。
でも、今のところ、これに関しては罰則はないそうです。

２台横並び、ひどいときは３台横並びで話をしながら、走っていることもあります。
これは、２万円以下の罰金。

先日、私の前を走っていたパトカーが突然、マイクで放送を始め、車を横付けしてきました。
あれ？私が何か悪いことをしたのかな？
と思ってドキッとしましたけど、歩道を走っていた高校生の二人乗りに対して注意をしていました。
二人乗りの罰金は、５万円以下の罰金だそうです。
そのときの、高校生は注意だけで済んだようですけど。

ちなみに夜間に点灯しない場合は５万円以下の罰金。

傘をさしながらの運転も５万円以下の罰金。
やっぱり、サスベーやまめしばさんこだわりの傘キャッチは大事ですね。

右折、左折の進路変更をするときは手を出すなりして合図をしなければならないそうです。
これをしない場合はやはり５万円以下の罰金。

歩道を走るのも、自転車通行許可の標識のない場所では、走ってはいけないらしい。
これも５万円以下の罰金。

でも、これはどうなのかなぁ？
車を運転する立場からすると、自転車が車道を走るのはかなり危険だと思います。
歩いている人の身になれば、歩道を歩いているところへ、突然自転車が後ろから走ってきて、危ない目にあうということも当然あると思うので、これは、難しいことだなと思いました。
どこにでも自転車専用道路があれば、問題ないですけどねぇ。
いずれは、そういう方向でいけたらいいなと思います。

飲酒運転や信号無視はもってのほかですが、自転車の罰則はあっても、あまり実行されていないため、それを無視した走行が多くなっているように思います。
免許がいらないだけ、取り締まりも甘いように思います。
私は自分があまり自転車に乗らないので、どうしても車を運転する立場になってしまうのですが。

『罰則を強化すれば違反が減る』
『犯罪を重くすれば犯罪が減る』という考え方と同じようで、それもすっきりはしないのですが、自転車の人も、もう少し交通ルールの事を深刻に受け止めてほしいなと思います。