まめたろうの鼻

先月の末くらいから、まめたろうの鼻の具合が悪化していました。

以前も『コミコミスクール』という記事で書いたのですが、私たちが授業を見に行った時、まめは、ボーっとしていて授業に参加できていないように見えたのですが、後で聞いたところ、鼻が苦しくて、集中できないということでした。
その日の朝、耳鼻科を受診してから学校へ行ったらしいので、耳鼻科で薬が出されたため、これで良くなるだろうと娘は言っていました。
ところが、まめの様子は変わりなく、あまり良くなっているような様子はありませんでした。
それどころか、まめは、日々無気力になり、宿題もやらずに平気で学校へ行ってしまったり、学校での提出物も滞ってどんどんたまっていくようになっていたようです。
何事もスローではありますが、丁寧にやる子だったのに、そういう事もなくなり、いい加減な感じになっていました。
しかも、サッカーまでやる気がなくなっているということで、娘たち夫婦もかなり心配していました。
というのも、今までまめは、サッカーだけは、どんなに体調が悪くても「やりたい」という子供だったので、サッカーすらやる気をなくしているとしたら、これは、よほどのことだろうと思いました。

パパは、まめとじっくり話をしてみると言い、二人で日帰り温泉に行ったりもしていましたが、その時にまめは、いつも頭が痛かったり、身体が思うように動かなかったりすると言っていたようです。
娘が言うには、「最近、サッカーをやっているのを見ても、失敗が多くて、思うようにボールを蹴ることができていない」ということでした。
それで、余計にやる気をなくしているのかもしれないと言っていました。

そういえば、先日、私の家にいた時、部屋の中を移動するのにちょっとした物につまずいてドーンと転んだことがありました。
よく年寄りが、カーペットのへりにつまずいて転ぶという話を聞きますが、それと同じようでした。
私は、「それ、ダサすぎじゃない？」と笑いましたが、まめは「なんだか最近、身体が思うように動かなくて、こういうことがよくある」と言っていました。
私は、その時は、たいして気にもせずにいたのですが、そういうことがサッカーにも表れていて、思うように身体が動かなくて、サッカーもやる気がなくなっているようです。
私は、孫たちの学校の成績に関しては、どうでも良いと思っているのですが、心の問題や体の問題は、心配になります。

それで、娘は、総合病院の中にある耳鼻科を受診することにしたようです。
前回受診した耳鼻科は、町医者というか耳鼻科医院でした。
というのも、総合病院の耳鼻科は予約制で、具合が悪くてもすぐに診てもらえないため、耳鼻科医院に行ったそうです。でも、今のまめの様子で、もう一度総合病院を予約したと言います。
耳鼻科医院では、まめの症状を聞いて、薬を出してくれただけのようですが、総合病院の耳鼻科では、レントゲンを撮って診てくれたそうです。
すると、副鼻腔炎自体はそんなにひどい状態ではなかったらしいのですが、鼻の中にものすごい量の鼻水が溜まっているのがわかったそうです。
「これでは、相当苦しいでしょう」と先生は言って、溜まっている鼻をきれいに吸い取ってくれたそうです。
そのおかげで、鼻の中がすっきりして、数週間ぶりに鼻で呼吸ができるようになったと言います。
ずいぶんすっきりしたようですが、まめは、ずっと鼻が溜まっている状態で過ごしていたので、逆にすっきりしすぎて、何か変な感じと言っていました。
原因は、アレルギーだそうです。秋の花粉です。今後、鼻が溜まらないようにアレルギーの薬を出してもらいました。
それ以降、まめは良く眠るようになったと言います。
先月の末から、鼻が苦しくて毎晩、眠れない日が続いていて、眠りも浅く、すぐに目が覚めてしまう日が続いていたそうです。
夜も眠れず、「もう、起きたの？」というくらい朝は早くから起きだしていたため、日中もずっとぼーっとしていたようです。
アレルギーの薬なので、多少眠気が来るのもあると思いますが、今では、朝もなかなか起きられないほどよく眠るそうです。
アレルギーの薬は、眠くならないと言っても多少眠気がくるので、ある程度身体になじむまでは、だるさとか眠さが出ると思いますが、それでも、以前のように何もしたくない状態が続くより良いと思っています。

昨日も友達と遊んで過ごしていたようなので、遊ぶ元気ができたようで良かったと思います。
もう少しすれば、秋の花粉も治まるのかな？
早く治まると良いなと思っていますが、来年になれば、今度は、スギ花粉が飛び始めるので、一年を通して体調の良い時期は、本当に短いんだなと思います。