はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

思い込みと勘違い

2006年07月27日 | 雑談

今朝の新聞に文化庁の「国語に関する世論調査」の結果が出ていました。

 「怒り心頭に発する」と「愛嬌を振りまく」という二つの慣用句の使い方の誤りが載っていましたが、
一つ目の「怒り心頭に発する
これは、私は、
怒り心頭に達する」だと思っていました。
どこから聞いたとか、どこで教えてもらったとか記憶はありませんが、普通に頭に入っていた言葉です。
怒り心頭に発する」が正しいだなんて、全然知りませんでした。
「怒り心頭に達する」という言い方は、74.2%の人が、”使い方として気にならない”と思っていたようです。

そして、重複する言い方。
これは、参っちゃいました。
あとで後悔した
一番最後
従来から
私、これ全部普通に使っていたと思います。
子供たちに
「そんなことをしていたら、後になって後悔するよ」
なんて、言ってましたし、
「私、列の一番最後になっちゃった」
と、普通に会話してました。
従来から」という言い方は、あまりしませんが、そういう使い方に対して、何の疑問も感じてしませんでした。

いにしえの 昔の 武士の 侍が 馬から落ちて 落馬した

子供のころ、重複した使い方として母から教えてもらった句ですが、それを笑えない自分でした。

みんなが同じように間違って使っているうちに、そっちのほうが当たり前になってしまう言葉って、結構あるような気がします。
意味が通じりゃいいんじゃないの?
なんていう考え方はダメですか?(笑)

思い込みというか勘違いというか、先日ラジオで聞いた話ですが、
その人が、子供の頃、溝にウジョウジョわいているぼうふらが、いずれは、蚊になるということを教えてもらったそうです。
その人は、「になる」を「カニになる」と勘違いして、
「へぇ~これが、あのおいしい蟹になるのか!」と思い、ビンに移し変えて大事に育てたと言う話を聞きました。
蚊になり(かなり)びっくりしたでしょうね


というのは、私にも経験があります。
息子が言葉を話し始めた頃、息子は、「蚊」のことを「カガ」という虫だと思っていたようです。
私がよく「そっちの方は蚊がいるよ」と言ったり、「蚊が入ってきた」などと言っているのを聞いて、そう思ったようです。
それを「蚊」という一文字の虫だと説明するのに、苦労した経験があります。

子供のころの思い込みや勘違いって、結構ありますよね。
そういえば、私は、車に乗って遠出すれば、アメリカに行けると思っていたし、シュークリームは、冷たくないアイスクリームだと思っていたし、他にもいろいろあったような・・・。
文化庁の調査から関連して、自分の子供の頃や子供たちの小さい頃のことを思い出して、なつかしんでしまいました。



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