最後の卒園式

３月１５日はミニの卒園式でした。

３人の子供がそれぞれお世話になり、まめからミニまで通算８年間通った幼稚園最後の卒園式でした。
娘としてもこれで幼稚園とも最後になるという思いで、感慨も深かったようです。

幼稚園の卒園式には、転職されたり寿退社された歴代の先生方も来てくださったそうです。
娘は、まめが入園した時に担任だった先生にもお会いでき、まめが入園した当初の思い出話を聞いたと言っていました。
アットホームな幼稚園だったので、辞めて行った先生方も運動会やおたのしみ会など、何か行事があると見学に来て子供たちの成長を見てくださっているようです。
娘に言わせると、
「園長が適当だから、通いやすい幼稚園だったのかもしれない」
と、言います。
それほど、熱心に教育を押し付けてくるわけでもなく、園児にも保護者にもあまり負担をかけずに、のんびり自由に遊び感覚で幼稚園時代を過ごさせるような考え方の園長でした。
それが、不満で、他の幼稚園に移っていく人もいたようですが、娘たちは、そんな園長の方針が肌に合っていたようです。

卒園式の少し前、ミニに、
「ババも卒園式に来る？」
と言われましたが、
「ババはウチで待ってるよ。」
と答えました。
ミニは、ちょっと寂しそうな表情をして、
「ババちゃんは、来るかなぁ」
と言いました。
ババちゃんというのは、パパのお母さんのことです。
孫たちは、私は”ババ”パパのお母さんは”ババちゃん”と二人のおばあちゃんを呼び分けています。

私は、パパもママも出席するのですから、おばあちゃんまで卒園式には行かなくても良いかなと思いました。
でも、パパのお母さんは卒園式に行ったそうです。
ミニは、私に聞いたようにパパのお母さんにも聞いたので、やさしいババちゃんは、卒園式に行くことを決めたのかもしれないと思いました。

卒園式の前日は、最後のお迎えでした。
私にとっての幼稚園最後のお迎えです。
幼稚園が午前中で終わるようになると、娘が仕事のため、ミニの帰りの時間に間に合わないので、私がお迎えに行っていました。
春、夏、冬の１～２週間の間お迎えに追われた私の生活もこれで終わります。

でも、学校が始まるまで、娘が仕事の時は朝から私の家に来ることになるので、当分、私ののんびりした生活はなくなりそうです。

そして、学校が始まれば、給食がない間は、登校班の集合場所まで娘の代わりに私がミニを出迎えなければならなくなりそうです。
幼稚園の時より、忙しくなりそうです。