昨日、今年の組長さんの役回りの事を書きましたが、年度末、年度初めとなると、役員改選の話はどこにでもあるようです。
私の会社の社長は、マンション住まいなのですが、そこでも、持ち回りの役員があるそうです。
社長は、普段は仕事で忙しいし、土日は、必ず別荘に行くので、マンションにはいません。
役員の会合は土日にあるらしく、それにも出られないし、そのために唯一の楽しみである別荘に行けなくなるなんて考えられないようです。
そこで、役員になっても役目を果たせないというので、役員辞退の理由を提出することにしたようです。
会社の経理は、社長の奥さんのような存在なので、その用紙を彼女が書くことになり、書いたものを
「これでどうかしら?」
と、私に見せました。
中身は、
胃がんを患い、手術をして治療中であること。
血圧が高くて、脳の具合もよくないこと。
最近、物忘れがひどいこと。
お腹の調子が悪くて、いつも下痢をしていること。
耳が遠くて、あまり人の話が聞こえないことなどなど・・・忘れましたが、とにかく色々と体調の悪さを強調して書いていました。
あまりに病気の羅列だったので、思わず笑ってしまいました。
確かにウソはありません。
全部、事実と言えば、事実ではありますが、私が見ていて、社長は日常生活に不都合があるとは思えません。
現に、毎日休まず会社に出勤しているし、たまには、遠方まで出張もします。
昨日も、前日から静岡に行っていて、お昼ごろに帰ってきました。
役員をやるのが、好きな人も中には居るようですが、大方の人はできれば、避けたい役回りだと思います。
そんな社長の役員辞退の話を聞いて、娘の幼稚園のお母さんの話を思い出しました。
その人も、以前からずっと、何とか役員は避けたいと話していたそうです。
二人の男の子がいるのですが、上の子の時は、「まだ下に小さい子がいるから」という理由で、役員は免れていたようですが、下の子が幼稚園に入り、年長さんくらいになれば、役員ができない理由はなくなります。
否が応でも役員の話が湧いてきます。
それで、そのお母さんは、先手を打って、役員決めの前に会長さんのところへ言って、直談判をしたそうです。
その時の役員辞退の理由は、自分は、心臓の薬を飲んでいるため、役員の仕事はできないというものでした。
でも、そのお母さんは、幼稚園バスは利用せずに、自分で自転車に乗って子供の幼稚園の送り迎えをしているそうです。
薬を飲んでいるのは、ウソではないとしても、そんな事ができる程度の心臓の具合であれば、役員ができない理由にはなりません。
それで、会長さんは、
「事情はわかりましたが、みなさんがどう思うか?」
という返事をしたそうです。
その話を聞いた他のお母さんたちは、口々に
「そんなのは理由にならないわ。寝込んでいるわけではないし、普通に生活しているんだもの」
と言っていました。
そして、役員決めの当日になりました。
すると、そのお母さんは、突然、
「実は、私、妊娠しているんです。まだ妊娠がわかったばかりで、流産の危険もあるので、今回の役員はできません」
と言ったそうです。
集まっていたお母さんは、みな、呆れたと言っていました。
心臓が悪くて薬を飲んでいて、日常生活が思うようにできない人が、妊娠?
しかも、以前から、
「三人目に女の子ができるという保障はないので、もう子供は作らない」
と公言していたとか。
誰もが、妊娠の話はウソだと思ったそうです。
だからと言って、無理やり役員を押し付けるわけには行かないので、結局、そのお母さんは、役員は免れたそうです。
そして、その三日後、
「赤ちゃんは流れました」
というラインが流れてきたそうです。
やっぱり・・・
誰でも役員はしたくないものですが、極端な人のお話でした。
私の会社の社長は、マンション住まいなのですが、そこでも、持ち回りの役員があるそうです。
社長は、普段は仕事で忙しいし、土日は、必ず別荘に行くので、マンションにはいません。
役員の会合は土日にあるらしく、それにも出られないし、そのために唯一の楽しみである別荘に行けなくなるなんて考えられないようです。
そこで、役員になっても役目を果たせないというので、役員辞退の理由を提出することにしたようです。
会社の経理は、社長の奥さんのような存在なので、その用紙を彼女が書くことになり、書いたものを
「これでどうかしら?」
と、私に見せました。
中身は、
胃がんを患い、手術をして治療中であること。
血圧が高くて、脳の具合もよくないこと。
最近、物忘れがひどいこと。
お腹の調子が悪くて、いつも下痢をしていること。
耳が遠くて、あまり人の話が聞こえないことなどなど・・・忘れましたが、とにかく色々と体調の悪さを強調して書いていました。
あまりに病気の羅列だったので、思わず笑ってしまいました。
確かにウソはありません。
全部、事実と言えば、事実ではありますが、私が見ていて、社長は日常生活に不都合があるとは思えません。
現に、毎日休まず会社に出勤しているし、たまには、遠方まで出張もします。
昨日も、前日から静岡に行っていて、お昼ごろに帰ってきました。
役員をやるのが、好きな人も中には居るようですが、大方の人はできれば、避けたい役回りだと思います。
そんな社長の役員辞退の話を聞いて、娘の幼稚園のお母さんの話を思い出しました。
その人も、以前からずっと、何とか役員は避けたいと話していたそうです。
二人の男の子がいるのですが、上の子の時は、「まだ下に小さい子がいるから」という理由で、役員は免れていたようですが、下の子が幼稚園に入り、年長さんくらいになれば、役員ができない理由はなくなります。
否が応でも役員の話が湧いてきます。
それで、そのお母さんは、先手を打って、役員決めの前に会長さんのところへ言って、直談判をしたそうです。
その時の役員辞退の理由は、自分は、心臓の薬を飲んでいるため、役員の仕事はできないというものでした。
でも、そのお母さんは、幼稚園バスは利用せずに、自分で自転車に乗って子供の幼稚園の送り迎えをしているそうです。
薬を飲んでいるのは、ウソではないとしても、そんな事ができる程度の心臓の具合であれば、役員ができない理由にはなりません。
それで、会長さんは、
「事情はわかりましたが、みなさんがどう思うか?」
という返事をしたそうです。
その話を聞いた他のお母さんたちは、口々に
「そんなのは理由にならないわ。寝込んでいるわけではないし、普通に生活しているんだもの」
と言っていました。
そして、役員決めの当日になりました。
すると、そのお母さんは、突然、
「実は、私、妊娠しているんです。まだ妊娠がわかったばかりで、流産の危険もあるので、今回の役員はできません」
と言ったそうです。
集まっていたお母さんは、みな、呆れたと言っていました。
心臓が悪くて薬を飲んでいて、日常生活が思うようにできない人が、妊娠?
しかも、以前から、
「三人目に女の子ができるという保障はないので、もう子供は作らない」
と公言していたとか。
誰もが、妊娠の話はウソだと思ったそうです。
だからと言って、無理やり役員を押し付けるわけには行かないので、結局、そのお母さんは、役員は免れたそうです。
そして、その三日後、
「赤ちゃんは流れました」
というラインが流れてきたそうです。
やっぱり・・・
誰でも役員はしたくないものですが、極端な人のお話でした。