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はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

曼珠沙華

2008年09月25日 | 花の写真
彼岸花、別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。
”天上の花”という意味で、 おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典から名前がついたという。
でも、私には、お墓に咲くこの花は、不吉で不気味なものに思えて仕方がない。
以前にも書いたけれど、小さい頃、母から
「この花は毒があるから、近づいたらダメ。」
と言われていたことが、今でも頭の片隅に残っているからかもしれない。






この花は、花が咲く時は葉っぱが見えず、葉っぱがある時は花がない。
何を隠すわけでもなく、これ見よがしに花をつけ、よく言えば堂々ともったいぶらずに咲いている。
葉っぱのない花で、これだけ鮮やかだと、植物とも思えない妖艶なものを感じてしまう。




この派手やかな赤い花は1つだけ咲いていても、目に留まるほどなのに、群生して咲くから、余計に自分を誇示しているように見えたりもする。
しかも教えもしないのに、きちんと整列して長い列を作りながら咲いていたりする。


こんな異常気象の毎日なのに、それでもちゃんとお彼岸に合わせて咲いてくるところも、律儀だと思う。
そういう意味では、信頼できる花と言えるのかもしれない。
私はこの彼岸花については、好きとかきれいとか、そういう気持ちになれないでいたけれど、最近、少しずつ彼岸花に対する感じ方が変わってきているように思う。






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