はーちゃんの気晴らし日記

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クマ、山梨へ行く

2013年12月17日 | クマ
今日は、クマを山梨の動物病院へ連れて行きました。
今までメールだけのやりとりで、クマの状態を判断して薬を送っていただいていたのですが、一度実際にクマの状態を診ていただこうと思いました。
最近は、体調も安定しているので、毎日落ち着いた日々を送っています。
たまに遠出して長時間散歩することもあり、それでもクマは大丈夫そうなので、山梨までのドライブも大丈夫だと思いました。

早めに家を出たのですが、ちょうど通勤時間帯と重なり、高速に乗るまでにずいぶん時間がかかってしまい、病院へ着くまでに3時間強のドライブになってしまいましたが、クマは落ち着いて外の景色を見たり、眠ったりしていました。
車窓からは、雪を被った富士山がくっきりきれいに見えました。

病院では、動けなくなってしまったクマの後ろ足を診ていただいたり、血液検査と超音波、レントゲンなどで内臓の検査をして、消去法で悪いところを特定しようということでした。
年齢的なものからCT検査やMRIなどの検査はできないので、クマの発作がどこから来ているのかを特定するために、今の状態でできる検査をしていただきました。

その結果、内臓に関しては全く問題なく健康な状態であることがわかり、やはり頭の中から来ている疾患ということでした。
頭の中が原因ということはわかりましたが、発作が脳梗塞によるものなのか、脳腫瘍によるものなのかは、検査ができないので特定できず、今後のクマの様子をみて行くしかないようです。
仮に脳梗塞によるものなら、現在発作予防の薬を飲んでいるので、当分の間は大丈夫。
脳腫瘍によるものなら、腫瘍が徐々に大きくなる可能性があるので、そうなると腫瘍が悪さをすることはあるだろうけれど、クマは高齢なので、それも一気に大きくなることは少なく、進行も遅いだろうということでした。

とりあえずは、今までの治療を続けることで体調を維持することができるようです。
今日の診察で、飲んでいた薬の数も減りました。
これだけ体調が良いならもう大丈夫だろうということで、抗生剤も中止になりステロイドも最低量に減りました。
今のところ薬の副作用もまったくみられず、そういう意味でも良かったと思いました。

クマの後ろ足は麻痺ではなく、使わないことによる萎縮だというのもわかりました。
先日、タオルをお腹に入れて立たせ、少し自力で歩いたことを話すと、これだけの年齢で一度歩けなくなった犬が、少しずつ回復していくというのは珍しいことだと言われました。
身体が大きい犬ほど回復するのは難しいそうです。
あきらめないで毎日リハビリを続けていて良かったと思いました。

クマは、朝食を抜いて行ったのでよほどお腹が空いていたらしく、持って行ったフードを検査が終わったと同時にバクバク食べ、その後眠り始めました。
相当疲れたらしく、帰りの車の中は眠りっぱなしでした。

どこへも寄らずに直行で家に帰り、いつものように部屋に寝かせると、クマは突然自力で起き上がり、4歩、歩きました。
主人と二人で、
「えっ?おっ!おっ!」
と叫びました。
クマが自力で立ち上がったのは、発作を起こしてから初めてのことです。
その後は、またいつも通りで自分で立ち上がることはしませんが、もしかしたら、また歩けるようになるかもしれないという希望が湧いてきました。
この調子なら元気で年が越せそうなので、今後もがんばってリハビリを続けていきたいと思っています。


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