はーちゃんの気晴らし日記

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犬の舌

2014年04月16日 | クマ
クマは、何とかがんばっています。
ですが、日々目に見えない速度で弱っていっているように思います。
昨日より今日というわけではありませんが、少なくとも一週間前よりは弱っているのがわかります。
ここ2~3日は、食事も上手くできなくなりました。

犬は、食べ物にガブッとかぶりつき、噛まずにそのまま飲み込んでしまいます。
ドライフードなどは噛む事がありますが、ほとんどはそのまま飲み込むことが多いように思います。
でも、最近のクマは食べ物にかぶりつくことが出来なくなりました。
ただ舌をチョロチョロ出して、食べ物を舐めているだけで、形のあるものだと口の中に入っていかないようです。
それで今は、ドライフードをかなりの量のお湯でふやかし、ミキサーにかけて流動食にして食べさせています。
そうすると、ペロペロと舐めながら食べます。

初めてフードを流動食にした日、クマが舐めているのを見て、主人が、
「それじゃ、全然食べていないだろう。下の裏側でペロペロやっているだけで、それじゃ食べられないだろう。そんなことをしてダメなんじゃない?」
と言います。
そこで、私は、
「前に聞いたことがあるけど、犬は水を飲む時、舌の裏側で水をすくって飲むらしいよ。だから、お腹に入っていると思う。」
と言いました。
でも、主人は私の言うことは半信半疑らしく、じーっとクマがペロペロやっている様子を見ていました。
すると、徐々にフードが減っていっているのがわかったようです。
「ホントだ。ちゃんと食べているんだね。」
と言っていました。

猫は、舌がざらざらしています。
私は猫は飼ったことがありませんが、猫に舐められたことはあるので、猫の舌がざらざらしているのは知っています。
そのざらざらした突起物で猫は、水をすくって飲みます。
でも、犬は舌がつるつるしているので、水分を取る時は、舌の裏側からすくって舌を後ろ側に巻き込んで水を飲みます。


この図は、ネットから拝借しました。


こんな飲み方をするので、犬が水を飲むと食器の回りは水浸しになります。
飲んでいるより、こぼしている方が多いのではないかと思うくらいです。
特に身体が大きな犬ほど水の飲み方はひどく、こぼす量も多くなるように思います。

主人もそうですが、私も17年間犬を飼ってきて、犬が物を食べたり飲んだりする様子をじっくり見たことはありませんでした。
最近になってクマに食事をさせながら、じっと食べる様子を見ていて、改めて犬の舌の動かし方を見た気がしました。

今のところクマは、自分で舌を出して流動食を舐めていますが、徐々にそれもできなくなれば、大きな注射器のようなポンプで口に入れてやるしかないなと思っています。

散歩に連れて行くのも体力的にどうなのかなと思ったりしますが、クマは外に連れて行くと、生き生きとしているように思います。
散歩から帰るとかなり疲れるようですが、そのことで多少寿命が縮まったとしても、大好きな外の空気を吸わせてやるのが、クマにとっては良いのかなと思っています。


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