パパとなでしこジャパン

台風６号が近づいています。
今日、紀伊半島に再上陸とか。
自転車並みのゆっくりした速度らしいので、大きな被害が出なければよいけれど、と思っています。
この台風は、雨台風みたいですね。
こちらも、時折、バケツをひっくりかえしたような豪雨になります。
そうかと思うと、突然、陽射しを感じたりしています。

そんな台風の影響の中、昨日、なでしこジャパンが凱旋帰国しました。

なでしこジャパンは、快進撃を続け、とうとうワールドカップ優勝という偉業を成し遂げました。
まるで、夢のようです。
１８日のテレビは、一日中その話題で持ちきりでした。
私は、その日休日だったのですが、いつも通りに目が覚め、テレビのスイッチを入れました。
すると、試合は、後半で０－０。
それからのことは、みなさんご存知の通りです。
そして、昨日の帰国で、またまた一日中その話題で持ちきりだったんだろうなと思います。
選手たちは、あちこちのテレビ局に出演したり、インタビューを受けたりと大騒ぎだったことでしょう。
私も今朝、テレビ出演していたのを見ました。

そのなでしこジャパンの選手である、川澄選手は娘夫婦の後輩です。
川澄選手と言えば、準決勝のスウェーデン戦で、２得点を挙げた選手です。
なでしこの中のネイル担当だとか。
娘たちの出身校は、男子のサッカーもそこそこの成績を残していて、Ｊリーガーになった人もいるのですが、娘たちが卒業した頃から、女子サッカー部がめきめき頭角を現し、その中になでしこの選手に選ばれている人がいるらしいという話は聞いていました。
それが川澄選手だったようです。
多分、今、娘の母校も沸き立っていることだろうと思います。

川澄選手は、大和市出身らしく、決勝は大和市の公民館で、ご両親も参加してのパブリックビューイングが予定されていました。
パパの勤務先が近いので、その日は、パパもパブリックビューイングで応援する予定でいたようです。
ところが、その日の夜まめが熱を出しました。
ツブも少し前から熱があり、だいぶ良くはなっていたのですが、まだ微熱が残っている状態でした。
そのため、急遽、パブリックビューイングは取りやめにして、パパは家に帰ってきたようです。
それを知らない私たちは、大和市で行われたパブリックビューイングの映像が流れるたびにパパの姿を探しました。
映っているはずは、なかったんですねぇ。

パブリックビューイングで応援することができなくても、家でテレビ観戦したのかと思いきや、結局眠ってしまって、娘が目を覚まして携帯の途中経過を見たところ、ちょうどＰＫ戦が始まるところでした。
パパにそれを知らせると、ガバッと飛び起きてテレビをつけたそうです。
寝起きの悪いパパを起こすのに一苦労している娘は、
「そんな風に起きられるなら、いつもさっさと起きて欲しい・・」
と、当然、言ったそうです。


そして、ＰＫ戦終了後、なでしこジャパンは世界一になったわけですが、最後に熊谷選手がＰＫを決め、他の選手たちが喜んで駆け寄ったのを見て、パパは感涙にむせたそうです。
「すぐに泣くの。涙もろいのよ。」
とは、娘の言葉です。
私も、ぐっと胸に来るものがありましたが、泣くまでではありませんでした。

娘たちの結婚式のときも、まめの出産のときも、ニコニコしていた娘に対して、一人感激の涙に暮れていたパパなので、想像がつくなぁ。