先週の初めのことです。
仕事から帰ると娘が外にいて、沈んだ顔をしています。
聞けば、勘九郎が猫に襲われたといいます。
以前、『気の強い猫』という記事を書きましたが、その猫です。
娘がまめたろうをおぶって、クマと勘九郎の散歩の途中、草むらに猫がいたのに気づかずにそばを通ってしまったらしいのです。
クマが猫に気づいて飛びかかろうとしたため、猫が逆襲してきたのです。
娘が、クマを猫から離すのに必死になっていたところ、猫はそばにいた勘九郎に飛び掛ってきたそうです。
勘九郎は、かなりの叫び声を上げて、「きゃーん、きゃーん」と泣き叫んだそうです。
クマは怒り狂って猫に襲い掛かろうとするし、「もう、修羅場だった」と言います。
猫の家の人も含めて近所の人たちは誰も出てきてくれなかったとか。
勘九郎の悲痛な叫び声もクマの怒り狂った吠え声も、単なる犬同士の喧嘩と思われたのかもしれません。
私はその場にいなかったのですが、どんなに勘九郎が泣き叫んだことだろうと思うと、胸が痛みます。
誰にでも友好的な勘九郎なので、襲われるまま攻撃することもせずただ逃げ惑って泣き叫んでいたのだと思います。
何度も何度も馬乗りになって飛び掛られて、勘九郎の服はあちこち猫の爪あとで破れていました。
でも、身体に関しては服とふさふさの毛のおかげで大丈夫だったようです。
娘もまめをおぶりながら、クマを猫に寄せ付けないようにひっぱり、勘九郎に飛び掛る猫を足で蹴ろうとしたため、ジーンズの中の娘の足にも何箇所も猫の爪あとが残っていました。
クマもお腹に爪が刺さった後がありました。
猫の菌は怖いので、すぐに病院へ行きました。
そして、とても痛い注射をしました。
勘九郎は、耳をつんざくようなキャキャーンという悲痛な声を上げていました。
でも、その注射は、よく効くらしいのです。
猫にやられた恐怖の上、今度は病院で痛い思いをした勘九郎。
本当に可愛そうなことをしました。
ひっかかれただけで、噛まれていなかったのが不幸中の幸いでした。
お腹に怪我をしたクマにも抗生剤を出してもらいました。
勘九郎は、身体と鼻と目とお尻をやられたのですが、目とお尻がかなりのダメージでした。
お尻は、二ヶ所大きな傷があったのですが、肛門のところの傷が大きな傷でした。
中までえぐられるようにぱっくり裂けていて、うんちをするのも痛そうでした。
傷を舐めてしまうと治りが悪くなるので、カラーをしました。
でも、一番心配なのは目でした。
開いていない左目が痛々しい
左目の中に傷があるらしく、3種類の目薬を出してもらいましたが、今後の経過次第では悪い結果になるかもしれないということでした。
心臓が悪い上に失明するようなことになったらと思うと、本当に勘九郎がかわいそうでたまりませんでした。
娘は、「すぐに勘九郎を抱けば良かった」と後悔していますが、まさか何もしない勘九郎を襲ってくるとは思わなかったようです。
今でも、その時の光景を思い出すと身がすくむ思いだと言います。
私も、勘九郎がどんなに怖かったろうと想像すると涙が出そうになります。
元はと言えば、猫嫌いのクマが悪いのですが。
息子は、
「そんな凶暴な放し飼いの猫は、ぶっ殺してやる!」
と言って怒り狂いました。
私と娘で落ち着くように説得しても、猫に対する息子の怒りはなかなか静まらず、勘九郎のカラーが取れるまで続きました。
もしも息子が猫に危害を加えるようなことがあったらと思うと、そのことも私の気持ちを暗くする材料でした。
でも、今週になって勘九郎の目も心配なさそうなことがわかり、息子もすっかり平常心に戻り、我が家にもやっと平和が戻ったというわけです。
今朝の勘九郎です。
写真を撮ろうとしただけなのに、
相変わらず、おまたを広げてます。
不細工ですが、可愛いヤツです。
仕事から帰ると娘が外にいて、沈んだ顔をしています。
聞けば、勘九郎が猫に襲われたといいます。
以前、『気の強い猫』という記事を書きましたが、その猫です。
娘がまめたろうをおぶって、クマと勘九郎の散歩の途中、草むらに猫がいたのに気づかずにそばを通ってしまったらしいのです。
クマが猫に気づいて飛びかかろうとしたため、猫が逆襲してきたのです。
娘が、クマを猫から離すのに必死になっていたところ、猫はそばにいた勘九郎に飛び掛ってきたそうです。
勘九郎は、かなりの叫び声を上げて、「きゃーん、きゃーん」と泣き叫んだそうです。
クマは怒り狂って猫に襲い掛かろうとするし、「もう、修羅場だった」と言います。
猫の家の人も含めて近所の人たちは誰も出てきてくれなかったとか。
勘九郎の悲痛な叫び声もクマの怒り狂った吠え声も、単なる犬同士の喧嘩と思われたのかもしれません。
私はその場にいなかったのですが、どんなに勘九郎が泣き叫んだことだろうと思うと、胸が痛みます。
誰にでも友好的な勘九郎なので、襲われるまま攻撃することもせずただ逃げ惑って泣き叫んでいたのだと思います。
何度も何度も馬乗りになって飛び掛られて、勘九郎の服はあちこち猫の爪あとで破れていました。
でも、身体に関しては服とふさふさの毛のおかげで大丈夫だったようです。
娘もまめをおぶりながら、クマを猫に寄せ付けないようにひっぱり、勘九郎に飛び掛る猫を足で蹴ろうとしたため、ジーンズの中の娘の足にも何箇所も猫の爪あとが残っていました。
クマもお腹に爪が刺さった後がありました。
猫の菌は怖いので、すぐに病院へ行きました。
そして、とても痛い注射をしました。
勘九郎は、耳をつんざくようなキャキャーンという悲痛な声を上げていました。
でも、その注射は、よく効くらしいのです。
猫にやられた恐怖の上、今度は病院で痛い思いをした勘九郎。
本当に可愛そうなことをしました。
ひっかかれただけで、噛まれていなかったのが不幸中の幸いでした。
お腹に怪我をしたクマにも抗生剤を出してもらいました。
勘九郎は、身体と鼻と目とお尻をやられたのですが、目とお尻がかなりのダメージでした。
お尻は、二ヶ所大きな傷があったのですが、肛門のところの傷が大きな傷でした。
中までえぐられるようにぱっくり裂けていて、うんちをするのも痛そうでした。
傷を舐めてしまうと治りが悪くなるので、カラーをしました。
でも、一番心配なのは目でした。
開いていない左目が痛々しい
左目の中に傷があるらしく、3種類の目薬を出してもらいましたが、今後の経過次第では悪い結果になるかもしれないということでした。
心臓が悪い上に失明するようなことになったらと思うと、本当に勘九郎がかわいそうでたまりませんでした。
娘は、「すぐに勘九郎を抱けば良かった」と後悔していますが、まさか何もしない勘九郎を襲ってくるとは思わなかったようです。
今でも、その時の光景を思い出すと身がすくむ思いだと言います。
私も、勘九郎がどんなに怖かったろうと想像すると涙が出そうになります。
元はと言えば、猫嫌いのクマが悪いのですが。
息子は、
「そんな凶暴な放し飼いの猫は、ぶっ殺してやる!」
と言って怒り狂いました。
私と娘で落ち着くように説得しても、猫に対する息子の怒りはなかなか静まらず、勘九郎のカラーが取れるまで続きました。
もしも息子が猫に危害を加えるようなことがあったらと思うと、そのことも私の気持ちを暗くする材料でした。
でも、今週になって勘九郎の目も心配なさそうなことがわかり、息子もすっかり平常心に戻り、我が家にもやっと平和が戻ったというわけです。
写真を撮ろうとしただけなのに、
相変わらず、おまたを広げてます。
不細工ですが、可愛いヤツです。