早いもので今日、勘九郎の初七日を迎えました。
本当に月日の経つのは早いものだと思います。一週間なんてあっという間です。
こんな風に勘九郎は、17歳の誕生日を迎えるんだろうと思っていたのに、その前に逝ってしまいました。
獣医さんが言うには、勘九郎は、生まれつき心臓が悪かったので、こんなに長く生きてこられたのは奇跡に近く、大往生だったと思うということでした。
そんな風に言われて、気持ちが救われる気がしました。
今朝、はなの散歩の時、きれいな虹がかかっていました。
ペットは死後、虹の橋を渡ると言いますが、あの虹を勘九郎は渡って行ったのだろうかと思いました。
いやいや、まだ四十九日になっていないのだから、勘九郎はまだ私の周辺にいるんだろうとも思っています。
勘九郎が大好きで放さなかったバスタオルがあります。
いつもその上に乗って寝ていました。
きれいに畳むと前足でぐちゃぐちゃにして、自分が寝やすいように作って、その上に頭や体を乗せて寝ていました。
たまには、洗濯しなくちゃと思っても、勘九郎がそのバスタオルがないと落ち着かない様子をするので、できるだけ早く取り込んでいつも眠る座布団の上に置きました。
すると、勘九郎は待ってましたとばかりに、そのバスタオルの上に乗って眠りました。
火葬の時、できればそのバスタオルも一緒に焼いて欲しかったのですが、布類は焼けないと言われ、持ち帰ってきました。
捨てることもできず、洗濯して今まで通り勘九郎が寝ていた場所に置いています。
今は、乗っかる主のいないバスタオルだけが置かれたままになっています。
勘九郎の場合は、ハイジやクマのように寝たきりになることもなく、特に看病と言うものをすることなく逝ってしまったので、余計に心残りが大きいように思います。
でも、今は、亡くなった当初のように突然脱力感に襲われたり、号泣するようなことはなくなりました。
徐々に時間の経過が、気持ちを和らげてくれるんだろうと思います。
勘九郎が、ブログを復活するきっかけを作ってくれました。