今回、初めて海外へ行きましたが、本当に不安ばかりでした。
旅行の日が近づくにつれて、胃の調子が悪くなるくらい、神経を病みました。
トルコの情勢もあったし、飛行機の不安もありました。
現地での細かい事に関しての不安もありました。
現地では、同じホテルに泊まるのは一箇所だけで、他は違うホテルに泊まるわけで、その度に、大きなスーツケースを運ぶのは大変だろうなと思っていました。
なので、私は、下着以外の着替えは最低限にして、なるべく軽くて、小さめのスーツケースを持っていくようにしました。
ツアーの人の中で、私のスーツケースが一番小さかったように思います。
でも、実際は、そんな心配は無用でした。
成田空港に着いて、荷物を預けるまでは自分でしますが、その後は、自分でスーツケースを持つことはありませんでした。
空港からバスまでは、空港のポーターさんがバスまで運んでくれたし、バスからの荷物は運転手が下ろしてくれたし、部屋のエレベーターの前までホテルのポーターさんが運んでくれました。
旅行の間は、自分で大きな荷物を持つことは、ありませんでした。
朝は、部屋の前にスーツケースを出しておくと、ポーターさんが、いつの間にか荷物を集めて、バスに乗せてくれていました。
自分たちで荷物の心配をすることはなく、添乗員さんが、バスに乗せる前に全部点検して間違いのないように乗せてくれました。
初めての海外で、チップは、どんな風に渡せば良いのかということも不安でした。
ガイドブックには、トルコの場合、チップは荷物1個につき1リラと書かれていたので、それをいつ、どうやって渡すのか?などと、心配していました。
でも、実際は、個別にチップを必要とすることは一度もなく、私たちは、ただ添乗員さんとガイドさんの言われるまま、行動するだけで良かったので、それ以外の気遣いは全く必要ありませんでした。
たぶん、チップなどは、旅行代金に含まれていたんだろうと思います。
「やっぱり、ツアーは、楽だね」
と主人と話していました。
ところが、私たち以外のツアーの人たちは、みな口をそろえて、
「こんなに至れり尽くせりのツアーは初めてだ」
と言っていました。
みな10数回の海外を経験しているベテランさんたちばかりで、色々な旅行社のツアーに参加している人がほとんどでしたが、今までのツアーは、移動のたびに、自分でスーツケースを運んだそうです。
私たちは初めての海外で、ツアーとはこういうものだと思っていたのですが、それを聞いて、そうとばかりは言えないというのを知りました。
ツアーも色々のようです。
同じ旅行社のトルコツアーもピンキリです。
私たちのツアーは、ちょうど中くらいのレベルだったようです。
荷物の持ち運びなどの細かい事から、泊まるホテルや、同じホテルでも階数が違ったり、私たちは長距離は飛行機で移動しましたが、それがバスでの移動だったりするようです。
そういうことも、何も知らなかったので、これらも良い体験になったと思います。
そして、一番勉強になったのは、外貨です。
これは、苦い経験でもありました。
私たちは、外貨投資もしたことないし、外貨というものに縁がありませんでし、関心もありませんでした。
旅行へ行く前に、日本円をユーロと、トルコリラに取り替え、ユーロは、気球に乗るお金、トルコリラは、現地でのチップや有料トイレ、飲み物代、お土産代として持って行きました。
食事は全部ついていましたが、夕食時の飲み物は、水も有料でした。
日本でトルコリラに交換した時は、1リラ=68円ちょっとでした。
私たちは、初めての海外で、お金が足りなくなるのを心配して、トルコリラも使う予定より多めに持って行きました。
ところが、実際トルコに行ってみると、トルコ国内では、どこでも、1リラ=50円で計算されています。
おみやげ店では、トルコリラはもちろんですが、ユーロでもドルでも日本円でも買い物ができます。
日本円は、千円札が使えます。
たとえば、20リラのものだと、1リラ=50円で計算されるので、1000円で買えるわけです。
私は、1リラ=68円で交換してきているので、リラを使うのは損な気がしました。
それで、お土産などの買い物は、持っていた千円札で買い物をしました。
それに、先ほども書きましたが、ツアーの場合、個別にチップを必要とする場所はどこもありませんでした。
観光地の入場料も、ツアー料金に入っているし、トイレも有料トイレばかりではないので、慣れて来ると、有料トイレだったら、入るのはやめて、次の休憩所の無料のトイレに入るというように自分なりに調整するようになりました。
トルコの観光バスは、必ず1時間半から2時間の間には、トイレ休憩をとるので、大丈夫でした。
そんなお金の使い方をしたので、実際、持って行ったお金の半分くらいが余りました。
というか、今後の生活の事もあるので、生活費として使いたいということもあり、最低限のお土産だけを買って、敢えて節約もしました。
ところが、トルコの最終日、添乗員さんが、こんな風に言います。
「トルコリラは、円に交換すると損ですから、なるべく使い切ってください」と。
なるべく使い切れと言われても、私たちの感覚からしたら、無駄なものは買いたくない。
それに、「円と交換すると損」というのがどのくらい損なのか、見当もつきませんでした。
それで、余ったリラを帰りの飛行機に乗る前に、トルコの空港で、交換しようとしたところ、トルコの空港では、すでに円の持ち合わせがなくなっていて、成田で交換するしかないということでした。
それで、トルコの飛行場の免税店で少し買い物をして、リラを使いました。
息子にタバコを買って帰ろうと思ったのですが、息子が吸っている銘柄のタバコが置かれていなくて、買えませんでした。
成田に着いて、両替所を見て、びっくりでした。
トルコリラは、買いは63円くらいでしたが、売るとなると29円の価値しかありません。
1リラ=68円で買ったリラが成田で売るとなると29円になってしまうんです。
買った時の半分以下です。
ショックでした。
添乗員さんが言っていた、「リラは円にすると損だから・・」という意味がその時、初めてわかりました。
成田での換金は、手数料が高いそうですが、リラは、成田で円に換金する以外方法はなさそうです。
私たちが持っていたリラを見て、添乗員さんはびっくりして、そして、気の毒がって、
「私が少し交換しましょうか?」
と言ってくれました。
「全部交換してしまうと、私も今後の日本での生活があるので、5000円分だけでよければ、交換しましょう」
と言って、1リラ=50円で交換してくれました。
添乗員さんは、また近いうちにトルコへ行くし、添乗員さんにとっても銀行や空港で両替するより安く交換できるので、お得だということもあったと思いますが、私たちにとっても、助かりました。
残ったリラは、仕方なく1リラ=29円で、交換しました。
ずいぶん、損をしてしまいました。
こんなことなら、お土産も円を使わずに、リラで買えば良かったし、トルコ絨毯の頭金として使っても良かったと思いましたが、後の祭りです。
使い切るなんて、全然考えていなかったのが、バカでした。
っていうか、そんなにたくさんリラに換金してしまったのが、バカでした。
旅慣れている人たちは、1万円だけリラにして、足りなくなったら、ホテルでリラに替えるという方法を取っていました。
私たちは、「ホテルでの換金は、手数料が高い」と聞いていたので、あらかじめ、まとめて日本で換金しましたが、あまり世界的に流通していない通貨に関しては、最小限の金額を換金して、足りなくなったら、その都度換金するという方法を取るのが一番良いということを知りました。
ユーロは、持って帰って、もし次回ヨーロッパに行くようなら、それに使っても良いし、外貨の変動を見て、損をしない金額になったときに、銀行で取り替えたほうが良いと添乗員さんに言われ、成田で換金するのはやめにしました。
外貨の換金の事が、今回の旅行で一番勉強になったことです。
もし、今後、海外に行くようなことがあれば、生かしたいと思いました。
ずいぶん長く続きましたが、これで、トルコ旅行に関する記事は、終わりにしたいと思います。
旅行の日が近づくにつれて、胃の調子が悪くなるくらい、神経を病みました。
トルコの情勢もあったし、飛行機の不安もありました。
現地での細かい事に関しての不安もありました。
現地では、同じホテルに泊まるのは一箇所だけで、他は違うホテルに泊まるわけで、その度に、大きなスーツケースを運ぶのは大変だろうなと思っていました。
なので、私は、下着以外の着替えは最低限にして、なるべく軽くて、小さめのスーツケースを持っていくようにしました。
ツアーの人の中で、私のスーツケースが一番小さかったように思います。
でも、実際は、そんな心配は無用でした。
成田空港に着いて、荷物を預けるまでは自分でしますが、その後は、自分でスーツケースを持つことはありませんでした。
空港からバスまでは、空港のポーターさんがバスまで運んでくれたし、バスからの荷物は運転手が下ろしてくれたし、部屋のエレベーターの前までホテルのポーターさんが運んでくれました。
旅行の間は、自分で大きな荷物を持つことは、ありませんでした。
朝は、部屋の前にスーツケースを出しておくと、ポーターさんが、いつの間にか荷物を集めて、バスに乗せてくれていました。
自分たちで荷物の心配をすることはなく、添乗員さんが、バスに乗せる前に全部点検して間違いのないように乗せてくれました。
初めての海外で、チップは、どんな風に渡せば良いのかということも不安でした。
ガイドブックには、トルコの場合、チップは荷物1個につき1リラと書かれていたので、それをいつ、どうやって渡すのか?などと、心配していました。
でも、実際は、個別にチップを必要とすることは一度もなく、私たちは、ただ添乗員さんとガイドさんの言われるまま、行動するだけで良かったので、それ以外の気遣いは全く必要ありませんでした。
たぶん、チップなどは、旅行代金に含まれていたんだろうと思います。
「やっぱり、ツアーは、楽だね」
と主人と話していました。
ところが、私たち以外のツアーの人たちは、みな口をそろえて、
「こんなに至れり尽くせりのツアーは初めてだ」
と言っていました。
みな10数回の海外を経験しているベテランさんたちばかりで、色々な旅行社のツアーに参加している人がほとんどでしたが、今までのツアーは、移動のたびに、自分でスーツケースを運んだそうです。
私たちは初めての海外で、ツアーとはこういうものだと思っていたのですが、それを聞いて、そうとばかりは言えないというのを知りました。
ツアーも色々のようです。
同じ旅行社のトルコツアーもピンキリです。
私たちのツアーは、ちょうど中くらいのレベルだったようです。
荷物の持ち運びなどの細かい事から、泊まるホテルや、同じホテルでも階数が違ったり、私たちは長距離は飛行機で移動しましたが、それがバスでの移動だったりするようです。
そういうことも、何も知らなかったので、これらも良い体験になったと思います。
そして、一番勉強になったのは、外貨です。
これは、苦い経験でもありました。
私たちは、外貨投資もしたことないし、外貨というものに縁がありませんでし、関心もありませんでした。
旅行へ行く前に、日本円をユーロと、トルコリラに取り替え、ユーロは、気球に乗るお金、トルコリラは、現地でのチップや有料トイレ、飲み物代、お土産代として持って行きました。
食事は全部ついていましたが、夕食時の飲み物は、水も有料でした。
日本でトルコリラに交換した時は、1リラ=68円ちょっとでした。
私たちは、初めての海外で、お金が足りなくなるのを心配して、トルコリラも使う予定より多めに持って行きました。
ところが、実際トルコに行ってみると、トルコ国内では、どこでも、1リラ=50円で計算されています。
おみやげ店では、トルコリラはもちろんですが、ユーロでもドルでも日本円でも買い物ができます。
日本円は、千円札が使えます。
たとえば、20リラのものだと、1リラ=50円で計算されるので、1000円で買えるわけです。
私は、1リラ=68円で交換してきているので、リラを使うのは損な気がしました。
それで、お土産などの買い物は、持っていた千円札で買い物をしました。
それに、先ほども書きましたが、ツアーの場合、個別にチップを必要とする場所はどこもありませんでした。
観光地の入場料も、ツアー料金に入っているし、トイレも有料トイレばかりではないので、慣れて来ると、有料トイレだったら、入るのはやめて、次の休憩所の無料のトイレに入るというように自分なりに調整するようになりました。
トルコの観光バスは、必ず1時間半から2時間の間には、トイレ休憩をとるので、大丈夫でした。
そんなお金の使い方をしたので、実際、持って行ったお金の半分くらいが余りました。
というか、今後の生活の事もあるので、生活費として使いたいということもあり、最低限のお土産だけを買って、敢えて節約もしました。
ところが、トルコの最終日、添乗員さんが、こんな風に言います。
「トルコリラは、円に交換すると損ですから、なるべく使い切ってください」と。
なるべく使い切れと言われても、私たちの感覚からしたら、無駄なものは買いたくない。
それに、「円と交換すると損」というのがどのくらい損なのか、見当もつきませんでした。
それで、余ったリラを帰りの飛行機に乗る前に、トルコの空港で、交換しようとしたところ、トルコの空港では、すでに円の持ち合わせがなくなっていて、成田で交換するしかないということでした。
それで、トルコの飛行場の免税店で少し買い物をして、リラを使いました。
息子にタバコを買って帰ろうと思ったのですが、息子が吸っている銘柄のタバコが置かれていなくて、買えませんでした。
成田に着いて、両替所を見て、びっくりでした。
トルコリラは、買いは63円くらいでしたが、売るとなると29円の価値しかありません。
1リラ=68円で買ったリラが成田で売るとなると29円になってしまうんです。
買った時の半分以下です。
ショックでした。
添乗員さんが言っていた、「リラは円にすると損だから・・」という意味がその時、初めてわかりました。
成田での換金は、手数料が高いそうですが、リラは、成田で円に換金する以外方法はなさそうです。
私たちが持っていたリラを見て、添乗員さんはびっくりして、そして、気の毒がって、
「私が少し交換しましょうか?」
と言ってくれました。
「全部交換してしまうと、私も今後の日本での生活があるので、5000円分だけでよければ、交換しましょう」
と言って、1リラ=50円で交換してくれました。
添乗員さんは、また近いうちにトルコへ行くし、添乗員さんにとっても銀行や空港で両替するより安く交換できるので、お得だということもあったと思いますが、私たちにとっても、助かりました。
残ったリラは、仕方なく1リラ=29円で、交換しました。
ずいぶん、損をしてしまいました。
こんなことなら、お土産も円を使わずに、リラで買えば良かったし、トルコ絨毯の頭金として使っても良かったと思いましたが、後の祭りです。
使い切るなんて、全然考えていなかったのが、バカでした。
っていうか、そんなにたくさんリラに換金してしまったのが、バカでした。
旅慣れている人たちは、1万円だけリラにして、足りなくなったら、ホテルでリラに替えるという方法を取っていました。
私たちは、「ホテルでの換金は、手数料が高い」と聞いていたので、あらかじめ、まとめて日本で換金しましたが、あまり世界的に流通していない通貨に関しては、最小限の金額を換金して、足りなくなったら、その都度換金するという方法を取るのが一番良いということを知りました。
ユーロは、持って帰って、もし次回ヨーロッパに行くようなら、それに使っても良いし、外貨の変動を見て、損をしない金額になったときに、銀行で取り替えたほうが良いと添乗員さんに言われ、成田で換金するのはやめにしました。
外貨の換金の事が、今回の旅行で一番勉強になったことです。
もし、今後、海外に行くようなことがあれば、生かしたいと思いました。
ずいぶん長く続きましたが、これで、トルコ旅行に関する記事は、終わりにしたいと思います。