風もなく、穏やかな小春日和の火曜日、昭和記念公園へ行ってきました。
前日の朝、いつもの朝のワイドショーで、昭和記念公園の銀杏が見ごろだと言っていました。
それを聞いて、主人が
「行ってみようか?」
と。
「勘九郎とはなもつれて・・・」
と、言います。
勘九郎とはなも一緒に遊びに行くのは何年ぶりだろう?
はながアジソン病だというのがわかってからは、一度も遊びに行っていません。
はなは、車に乗るのが嫌いなので、ストレスがかかるといけないと思い、一緒に連れて行くことができませんでした。
「そんなに遠い場所でもないし、少し、車に慣らさないね」
というので、勘九郎とはなも連れていくことにしました。
ところが、平日の道路はものすごい混雑。
渋滞続きで、本当なら1時間半くらいで着くような場所なのですが、2時間半くらいかかってしまいました。
当然、車の中で、はなは、落ち着かず、ずっとキャンキャン鳴き続けました。
どこもかしこも渋滞がひどくて、また、はなの具合が悪くなってしまうのではないかとずいぶん心配しました。
立川口の駐車場からだと、銀杏並木は目の前にあります。
暖かい日差しに照らされた黄色の葉は、とてもきれいでした。
中には銀杏が成っている木もありました。
その付近は、やはり銀杏独特の臭いがしました。
勘九郎とはなは、カートに乗せて園内を回りました。
どこまで見えているのかわかりませんが、勘九郎はおとなしくあちこち眺めていました。
噴水が涼し気に感じるほど、この日は暖かい日でした。
空いているうちに早めにお昼を食べました。
私たちだけでなく、とにかく犬連れの人がたくさんいました。
こんな風にグループで来ている人たちも多かった。
水鳥の池
何度か出会った真っ白なトイ・プードル
我が家の勘九郎と違って、きれいに手入れされていました。
みんなの原っぱ
向こう側に見える木々は、すっかり葉が落ちて、白く見えていました。
それもまた、きれいだと思いました。
日本庭園の入り口付近の紅葉
日本庭園は、ペットは入れないので、主人と交代でちゃちゃっと見てきました。
中は、きれいに整っていて、かなり広いので、もっと奥まで見てみたかったのですが、主人が待っているので、急いで入り口付近だけを見てきました。
日本庭園の周辺の竹やぶ
園内を走るバス
大きいのや小さいのや、こんなにたくさんのわんこを一人で連れている女性もいました。
園内を半分くらい回って、戻りました。
行きとは反対側の銀杏並木
青空に銀杏の黄色が映えます。
今までも何度か昭和記念公園へ行っているのですが、紅葉の季節は初めてでした。
しかも、いつもは、自転車で園内を回っていたので、自転車のコース以外の今まで気づかなかった場所にも行くことができました。
この日の翌日は雨が降り、その次の日は強風が吹いたので、もしかしたら、この日が一番の見ごろだったかもしれないと思いました。
はなは、途中で、カートから降りて歩いたりしましたが、勘九郎は、歩きたがらず、ずっとカートに乗ったままでした。
勘九郎は、久しぶりの遠出にかなり疲れたようでした。
勘九郎は、車に乗るのが大好きだし、カートに乗るのも好きなので、今までもずいぶん一緒にいろいろなところへ行きました。
なので、この日は、車の嫌いなはなの心配ばかりしていましたが、家に帰ってからは、はなより勘九郎の方が疲れが出てしまい、翌日まで体調がイマイチになってしまいました。
やっぱり、年なのかなぁと思いました。
逆にはなは、この日、出かけたことで、体調がよくなったような気がします。
ホルモンの病気なので、外出して、見慣れない景色やよその犬たちに会うことで刺激を受け、ホルモンの分泌が良くなったのかもしれないと思いました。
でも、勘九郎があんなに疲れてしまうのでは、やはり、今後の外出は無理なのかなぁと思ったりしています。