はーちゃんの気晴らし日記

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勘九郎の目と鼻

2017年11月09日 | 勘九郎
勘九郎は、10年前くらいに、目が悪いのがわかりました。
ドライアイのひどい状態で、すぐに目が乾いてしまい、目やにが多く出ます。
目薬を差すことでしのいでいるのですが、年とともに白内障もひどくなり、ドライアイと白内障とで、左目は真っ白で、たぶん、何も見えていないと思います。

そんな勘九郎ですが、クマがいなくなってから、突然、家の中で排泄しなくなりました。
それまでは、お天気が悪いときは、散歩をしなくても済んでいたのに、突然、家の中で排泄しなくなってしまったので、どんな天候でも散歩に行かなければならなくなってしまいました。
はなは、どこでも排泄するので、特に散歩の必要はないのですが、勘九郎が散歩に出るときは、当然、一緒に行きたがります。

勘九郎は歩くのはあまり好きではないので、散歩は、単に排泄のための散歩です。
なので、排泄が済むと、勘九郎自身がすぐに家に帰りたがります。

先日、夕方の散歩に行ったときのことです。
いつもの場所でおしっこをし、いつもの場所でうんをする勘九郎ですが、その日は、よくうんをする場所へ行ってもなかなかうんが出なかったようです。
勘九郎は、一人でどんどん歩いて行こうとするのですが、はなは、そっちの方角へは行きたくないらしく、突っ張ります。
それで、勘九郎のリードを離して勝手に歩かせることにしました。
誰もいない場所なので安心です。
もしも、うんをするようなら、お尻がひくひくするので、素早くお尻の下にビニール袋を当てれば、どこも汚すことなく済むので、はなと一緒に道路に立ったまま勘九郎の動きをじっと見ていました。
すると、勘九郎は、辺りををうろうろ歩き、ブロックで囲まれた端っこの方に進み、その縁にどんとぶつかりました。
全く見えていなかったようです。
ブロックにぶつかった途端に、自分がリードにつながれていないことに気づいたらしく、ひどくびっくりした様子で、きょろきょろを周りを探し始めました。
自分がどこにいるのかわからないらしく、パニックになっている感じだったので、
「勘九郎!」
と、大きな声で呼びました。
でも、勘九郎は私の声が全く聞こえていないらしく、私の方を見ることはなく、自分がどこへ行ったらよいのかと、うろうろしています。
私は、何度も勘九郎の名前を呼びましたが、勘九郎は、私の声に気づきません。
はなが、嫌がりましたが、無理やりはなのリードを引いて勘九郎のそばへ行き、リードを持ちました。
私にリードが引いたのがわかり、勘九郎は、やっと安心したらしく、落ち着きを取り戻しました。
その日は、結局うんをすることはなく、散歩を終えて家に入りました。

目があまり見えないのはわかっていましたが、それほど見えていないのか・・・と思いました。
目が見えないだけでなく、耳も聞こえていないのにもびっくりしました。
家の中なら、呼べばすぐに反応するのですが、外に出てしまうと、音も周りに分散されて、聞こえにくくなるんだろうと思いました。
犬も人間と同じで、年を取ると老眼になるような気がします。
というのも、食べ物を近くに持って行っても、全く気付かず、鼻の先にくっつけてやると、初めて気づいて食べます。
嗅覚も鈍くなっているのかもしれません。

犬の寿命は、大型犬より小型犬の方が寿命が長いと言われます。
犬種によっても、平均寿命は違うようです。

犬種による平均寿命ランキングで、トイ・プードルは、ランキング1位で、15歳~16歳だということです。
トイ・プードルという犬種は、他の犬種に比べても寿命が長いようです。
勘九郎は14歳3か月なので、もう少しがんばれそうですが、生まれつき心臓が悪いので、手術という方法は取れず、目はますます見えなっていくだろうし、かわいそうだなと思います。


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