我が家のはなは、10月15日で10歳になりました。
正直、10歳までよく頑張ったなと思っています。
去年の夏ごろ、胆泥症が進んでいるのがわかり、今年の2月には、肝硬変に移行しつつあると言われ、定期通院をするたびに肝臓の数値が悪くなっていたので、そう長生きはできないだろうと覚悟していました。
10日くらい前、はなが突然吐きました。
6年前に毎朝のように嘔吐があり、原因がアジソン病というのがわかり、薬を飲むようになってからは全く嘔吐はありませんでした。
なので、本当に久しぶりの事でした。
その日、早朝4時頃と8時頃の二回嘔吐があり、慌てて病院へ行きました。
肝硬変が進んでいると思いました。
それまでも食欲がなく、一日中ほとんど食べない日が続いていました。
そろそろ覚悟の時かなと思いました。
病院で血液検査をしたところ、思いがけず肝臓の数値はわずかではありますが、良くなっていることがわかりました。
でも、アジソン病の方が悪くなっていました。
今までずっと数値が良かったので、アジソンの事はそれほど心配していなかったのですが、ここにきて急にアジソンの数値が悪化していました。
それでアジソン病の薬を追加することになりました。
病院では、
「肝硬変が進むと、肝臓の数値が良くなることがあるので、注意してください」
と言われました。
なので、肝臓の数値が良くなったと言っても、一概に喜べることではないようです。
その後も数日間、嘔吐がありましたが、現在、嘔吐はなくなってきています。
でも、相変わらず食欲の方はイマイチで、今まで食べていたフードを全く食べなくなってしまいました。
大好きで喜んで食べていたものも食べようとしません。
体重も一気に減り、身体を触ると骨がゴリゴリ当たります。
私たちが食べるものは欲しがるので、それを使って、はな用の食事を作ってみたりするのですが、それは嫌みたいで、なかなか食べてくれません。
食欲がある間は、命はつながっていくように思いますが、食べなくなってしまったら、どうしようもないかなと思っています。
肝臓の薬もめいっぱい飲んでいるし、点滴もしています。
これ以上やりようがないので、様子をみているしかないのが現状です。
はなの食欲不振が、何から来ているのかわかりません。
でも、はな自身は食べないだけで、ぐったりしているわけでもなく元気です。
人が来れば吠えるし、散歩にも行きます。
「もうダメかもしれない」と話しつつ、「案外こんな感じで何年も生きるかもしれないね」と話したりしています。
これから、はながどんな風になっていくかわかりませんが、私たち家族としては、苦しまない穏やかな日々を送って欲しいなと思っています。