はなの血液

先日、循環器専門の先生が来るということで、はなの心臓の検査のため、動物病院へ行きました。

以前も書きましたが、はなはヘマトクリット値が高く、危険な状態ということでした。

「ヘマトクリット値が高い」というのは、血液中の赤血球が多く、血液濃度が上がっているということだそうです。

濃度が高いと、血栓ができやすくなり、脳梗塞や脳血栓、心筋梗塞、高血圧などを引き起こす危険があるそうです。

症状としては、

・粘膜の充血
・うまく歩けない、動けない
・ぐったりしている
・失神
・元気がない
・鼻出血
・血便
・吐血
・よく水を飲み、尿量が多い
・嘔吐
・下痢
など 

症状が出るのは、かなり赤血球が増加し、危険域に達してかららしいので、はなの場合は、今のところなんの症状もありません。

ヘマトクリット値が高くなってしまった原因を特定するために心臓、腎臓の検査をしたのですが、どちらも特に問題はないので、たぶん骨髄で赤血球がどんどん作られてしまうのだろうという事でした。

それを特定するためには麻酔をかけて髄液を取って検査するらしいのですが、はなの場合、麻酔はリスクが大きいので検査はできないということで、骨髄の異常という前提で治療することになりました。

治療としては、血液の濃度を下げるために一定の血液を抜くそうです。

とりあえずは、月に一度血液を抜きに行くことになりました。

最初なので１００ｃｃ抜いてきました。

今後は、１５０ｃｃ抜くそうです。

それでも、濃度が変わらない場合は、もっと回数を増やすようになるとか。

まだ１回血液を抜いただけですが、はな自身は特に変わったこともなく、過ごしています。

食欲はイマイチなので、以前に比べるとずいぶん体重は減ってしまい、骨がゴリゴリしていますが、それでも元気そうに見えます。

何とか、血液が薄くなってくれると良いなと思っています。