はーちゃんの気晴らし日記

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落されたヒナ

2020年07月31日 | 出来事
今年は、ツバメが4回来ました。
4回来たのですが、実際にひなが育ったのは、4回目のツバメだけでした。

6月20日頃、4回目のツバメが来ました。
それから3週間くらいが過ぎ、ヒナが孵りました。
カラの卵が落ちていたので、ヒナが孵ったと思いました。
それから一週間くらい経った頃、小さなヒナの姿が見えるようになりました。

カラの卵を見つけてから17日目の昨日の事です。
朝、はなの散歩を終えて家に帰ると、ツバメが5羽巣から顔を出していました。
ヒナたちはずいぶん成長して丸々太っているように見えました。
ところが、一羽だけみすぼらしいヒナがいました。
まだ毛が生えそろわず、見るからに貧相な感じでした。
「一羽だけエサを貰え損ねてしまっているのかな?」
と思いました。
「でも、最後には成長するまで育ててもらえるんだろうな。」
と、私は思いました。

それから2時間くらい後、掃除をするために玄関のドアを開けると、一羽のツバメのヒナが倒れていました。
全く息をしていませんでした。
「たぶん、さっきのあのヒナだ」
と思いました。
親が咥えて巣から落としたんだと思いました。
巣の真下なら、不慮の事故で落下してしまう事があるかもしれませんが、巣からかなり離れた場所に落ちていたので、自分で落ちたのではなく運ばれて落とされたと思いました。
2時間前には元気にエサを待っている姿を見ていたので、その後突然、巣の中で死んだとは思えませんでした。
いくら大きくなったと言ってもまだまだ飛べないと思うので、咥えて空から落とされたら、ひとたまりもなかったと思います。
私が見つけた時は、すでに身体は冷たくなっていました。
花壇に埋めました。

朝、私が見た時は他のヒナに比べて成長が遅れているように見えましたが、それでも他のヒナたちと並んで親からのエサを待っていました。
私には元気そうに見えました。
でも、親は見切りをつけてしまったようです。
自然界は厳しいなと思いました。
仕方のない事ですが、朝痩せたヒナの姿を見たばかりだったので、それが目に焼き付いてしまって、思い出すとたまらなくなります。

残ったヒナたちは、1羽いなくなったので、それだけエサを貰える確率も高くなり、成長も早くなるのかもしれないと思いました。
残った4羽は、みな元気に飛び立って欲しい。





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