先週の土曜日はツブのサッカーの試合でした。
まめたろうは、ツブの試合に行ってもつまらないから、私の家で留守番をしていると言います。
本当は、私もツブの試合を見に行く予定でいましたが、雨が降る中、試合を見ているのもイマイチなので、まめと一緒に家にいることにしました。
朝、9時過ぎにまめたろうがやってきました。
まだ朝ごはんを食べていないと言います。
きっと、朝寝坊をしたんだろうと思いました。
朝食を作って食べさせ、その後、近所の子供の家に遊びに行くのかなと思っていたら、宿題があるからやってから遊びに行くと言います。
娘たちが帰ってくるのは、夕方になるので、昼食をどうしようかと思いました。
「お昼、何が食べたい?」と聞くと、
「つけ麺が食べたい」と言います。
その日は、主人が仕事で、車がないため、自転車でいつものスーパーまでつけ麺を買いに行くことにしました。
車があれば、まめたろうも一緒に連れて行くところですが、自転車では無理です。
それに雨がいつ降ってくるかわからないので、なるべく急いで行って来なければなりません。
それで、まめに
「ババは、急いでつけ麺を買ってくるから、宿題をやって待っていてね。30分ちょっとで帰って来られると思うから。」
と言って、出かけました。
出かける頃、ポツポツと雨が降り始めました。
それに、まめが一人で待っていると思うと、気が気ではなく、急いで買い物を済ませて家に帰りました。
家に戻ると、まめは宿題を出していました。
見るとノートに書いた漢字がずらりと並んでいます。
「おー、ちゃんと宿題をやっているな」
と思い、安心しました。
ところが、私が帰ってから、書いた漢字の数が一向に増える様子はありません。
たまりかねて、
「ねぇ、ババがお買い物に行っている間、どの字を書いたの?」
と聞くと、まめが答えたのは、たったの2行でした。
「夕方」と「昼」の2文字だけ。
40分くらいの間に書いた漢字は、20文字でした。
それから様子を見ていると、1文字書くと遊びます。
その遊ぶ時間が長い。
いつまで経っても、鉛筆を持とうとしません。
たまりかねた私は、
「早くやっちゃいなさい。早く書いちゃいなさい」
と何度か言いました。
でも、一向に進む様子はなく、
「ボク、漢字の練習、嫌いなんだよ。」
と言います。
以前も書いたことがありますが、まめは、字を書くのが丁寧です。
漢字練習帳の升目一杯に堂々と大きな字を丁寧に書きます。
漢字の宿題がイヤなら、いい加減にでも、さっさと書いてしまえば、全部書いても5分で終わると思われるのですが、まめたろうは、それはしないで、1字1字丁寧に書きます。
「漢字の練習が嫌いでも、まめは、丁寧に書くのが良いところだね。」
と、まめを褒めてみました。
そのうち、まめは立ち上がって、
「これ、学校にあるのと同じだ!」
と言って、タイマーを持ってきました。
タイマーをいたずらしているので、ちょうど良いと思い、
「ババがタイマーをかけるから、5分でどのくらいの字が書けるかやってみよう!」
すかさず
「よーい!」
というと、まめは、かなりその気になり、構えました。
そして、
「どん!」
という合図で、字をどんどん書き、「顔」と「頭」という文字二つを残しただけになりました。
まめは、顔と頭を触って、
「ほら、もう顔も頭も掻いたよ」
と、言います。
そして、
「こんな風に掻くのなら、簡単なのに・・・」
と。
そんなこんなで、さっさとやってしまえば、10分とかからないであろう漢字の練習に1時間半くらいかかりました。
やっと、終わった~!とほっとしたのは、私の方です。
ところが、宿題は、まだあると言います。
ええっ?後は何?
というと、サンプリと言います。
えっ?何?
と聞き返すと、
「サンプリだよ。算数のプリント。」
と。
今は何でも省略して言うんですね~
「それじゃ、国語のプリントは、コクプリって言うの?」
と聞くと、それは、言わないそうです。
国語のプリントは、国語のプリントなんだそうです。
そのサンプリは、引き算でした。
20問くらいあったかなぁ。
引き算は苦手だとか面倒だとかブツブツ言いながら、5問くらいは続けてやっていたのですが、そこでまた止まってしまい、遊び始めました。
それからは、全く進みません
時間はあっという間に経ち、そろそろお昼になってしまいます。
まめは、
「お腹が空いた、早くつけ麺を食べたい」
と言います。
それじゃ、早く計算を終わらせようと思い、またタイマーをかけることにしました。
「1問、何秒でできるか、やってみよう!」
というと、それは、結構面白がって、やり始めました。
タイマーをかけると、1問が終わるのに早くて8秒、遅くて10秒くらいでした。
でも、まめは、急いで計算して書いた数字は、消しゴムで消して、再度丁寧に書き直します。
本来なら、20問ある計算を1問10秒と計算して、その後、きれいに書き直したとしても、5分かからないで終わるはずなのに、遊び遊びなので、その引き算の宿題が終わるのに1時間くらいかかりました。
そして、宿題はまだあると言います。
とりあえず、お昼にして、二人でつけ麺を食べました。
一休みをして、まめは、テレビを見始めました。
「最後の宿題をやっちゃおうよ!」
というと、まめは、
「音読だし、簡単だから、いつでもできるし、今やらなくても良い」
と言います。
翌日は日曜日だし、私も今やらなくても良いかな?と思いました。
まめは、テレビを見て、私は食後の洗い物をしていました。
すると、まめは突然、
「クリスマスプレゼントの妖怪ウォッチのゲームカセット、ババの家にあるんでしょう?」
と、言い出しました。
「早くやりたいから、出してよ。」
と言います。
「だって、まだクリスマスじゃないでしょう。クリスマスになったら、出してあげる」
と言ったのですが、
「今やりたい!」
と言い、
「どこにしまってあるの?ねぇ、教えて!」
と、家のあちこちの扉を開けて探していました。
品物が入っていた場所も開けて見ていたのですが、宅急便の袋に入れたままにしておいたので、気づかなかったようです。
「あっ、見つかっちゃったかな?」
と思っていたのに、
「ねぇ、どこにあるの?」
と聞くので笑ってしまいました。
その後、探すのはあきらめたらしくまたテレビを見始めました。
私は、娘に電話して、ゲームをやりたがっているから、出しても良いかと確認し、娘のOKが出たので、カセットを出して、
「音読の宿題をやったら、遊んでも良いよ」
と言うと、まめの態度は一気に変わりました。
だらだらと、テレビを見ていたまめは、さっさとテレビを消して、音読メモのようなものを出しました。
音読は、掛け算の九九でした。
6の段から9の段まで言って、終わります。
たったそれだけなので、すぐに終わりました。
まめは、「終わった~!」と言い、
「宿題が全部終わると、気持ちが良いね、うれしいね!どうして、こんなにうれしいんだろう」
と言って、いそいそとゲームカセットを出して、ゲームを始め、その後、それを持って、近所の家に遊びに行きました。
孫だし、私にとっては、たまの事だから、笑ってまめの相手をしているけれど、これじゃ娘がイライラして腹を立てるのもわかるなぁと思いました。
まめたろうは、ツブの試合に行ってもつまらないから、私の家で留守番をしていると言います。
本当は、私もツブの試合を見に行く予定でいましたが、雨が降る中、試合を見ているのもイマイチなので、まめと一緒に家にいることにしました。
朝、9時過ぎにまめたろうがやってきました。
まだ朝ごはんを食べていないと言います。
きっと、朝寝坊をしたんだろうと思いました。
朝食を作って食べさせ、その後、近所の子供の家に遊びに行くのかなと思っていたら、宿題があるからやってから遊びに行くと言います。
娘たちが帰ってくるのは、夕方になるので、昼食をどうしようかと思いました。
「お昼、何が食べたい?」と聞くと、
「つけ麺が食べたい」と言います。
その日は、主人が仕事で、車がないため、自転車でいつものスーパーまでつけ麺を買いに行くことにしました。
車があれば、まめたろうも一緒に連れて行くところですが、自転車では無理です。
それに雨がいつ降ってくるかわからないので、なるべく急いで行って来なければなりません。
それで、まめに
「ババは、急いでつけ麺を買ってくるから、宿題をやって待っていてね。30分ちょっとで帰って来られると思うから。」
と言って、出かけました。
出かける頃、ポツポツと雨が降り始めました。
それに、まめが一人で待っていると思うと、気が気ではなく、急いで買い物を済ませて家に帰りました。
家に戻ると、まめは宿題を出していました。
見るとノートに書いた漢字がずらりと並んでいます。
「おー、ちゃんと宿題をやっているな」
と思い、安心しました。
ところが、私が帰ってから、書いた漢字の数が一向に増える様子はありません。
たまりかねて、
「ねぇ、ババがお買い物に行っている間、どの字を書いたの?」
と聞くと、まめが答えたのは、たったの2行でした。
「夕方」と「昼」の2文字だけ。
40分くらいの間に書いた漢字は、20文字でした。
それから様子を見ていると、1文字書くと遊びます。
その遊ぶ時間が長い。
いつまで経っても、鉛筆を持とうとしません。
たまりかねた私は、
「早くやっちゃいなさい。早く書いちゃいなさい」
と何度か言いました。
でも、一向に進む様子はなく、
「ボク、漢字の練習、嫌いなんだよ。」
と言います。
以前も書いたことがありますが、まめは、字を書くのが丁寧です。
漢字練習帳の升目一杯に堂々と大きな字を丁寧に書きます。
漢字の宿題がイヤなら、いい加減にでも、さっさと書いてしまえば、全部書いても5分で終わると思われるのですが、まめたろうは、それはしないで、1字1字丁寧に書きます。
「漢字の練習が嫌いでも、まめは、丁寧に書くのが良いところだね。」
と、まめを褒めてみました。
そのうち、まめは立ち上がって、
「これ、学校にあるのと同じだ!」
と言って、タイマーを持ってきました。
タイマーをいたずらしているので、ちょうど良いと思い、
「ババがタイマーをかけるから、5分でどのくらいの字が書けるかやってみよう!」
すかさず
「よーい!」
というと、まめは、かなりその気になり、構えました。
そして、
「どん!」
という合図で、字をどんどん書き、「顔」と「頭」という文字二つを残しただけになりました。
まめは、顔と頭を触って、
「ほら、もう顔も頭も掻いたよ」
と、言います。
そして、
「こんな風に掻くのなら、簡単なのに・・・」
と。
そんなこんなで、さっさとやってしまえば、10分とかからないであろう漢字の練習に1時間半くらいかかりました。
やっと、終わった~!とほっとしたのは、私の方です。
ところが、宿題は、まだあると言います。
ええっ?後は何?
というと、サンプリと言います。
えっ?何?
と聞き返すと、
「サンプリだよ。算数のプリント。」
と。
今は何でも省略して言うんですね~
「それじゃ、国語のプリントは、コクプリって言うの?」
と聞くと、それは、言わないそうです。
国語のプリントは、国語のプリントなんだそうです。
そのサンプリは、引き算でした。
20問くらいあったかなぁ。
引き算は苦手だとか面倒だとかブツブツ言いながら、5問くらいは続けてやっていたのですが、そこでまた止まってしまい、遊び始めました。
それからは、全く進みません
時間はあっという間に経ち、そろそろお昼になってしまいます。
まめは、
「お腹が空いた、早くつけ麺を食べたい」
と言います。
それじゃ、早く計算を終わらせようと思い、またタイマーをかけることにしました。
「1問、何秒でできるか、やってみよう!」
というと、それは、結構面白がって、やり始めました。
タイマーをかけると、1問が終わるのに早くて8秒、遅くて10秒くらいでした。
でも、まめは、急いで計算して書いた数字は、消しゴムで消して、再度丁寧に書き直します。
本来なら、20問ある計算を1問10秒と計算して、その後、きれいに書き直したとしても、5分かからないで終わるはずなのに、遊び遊びなので、その引き算の宿題が終わるのに1時間くらいかかりました。
そして、宿題はまだあると言います。
とりあえず、お昼にして、二人でつけ麺を食べました。
一休みをして、まめは、テレビを見始めました。
「最後の宿題をやっちゃおうよ!」
というと、まめは、
「音読だし、簡単だから、いつでもできるし、今やらなくても良い」
と言います。
翌日は日曜日だし、私も今やらなくても良いかな?と思いました。
まめは、テレビを見て、私は食後の洗い物をしていました。
すると、まめは突然、
「クリスマスプレゼントの妖怪ウォッチのゲームカセット、ババの家にあるんでしょう?」
と、言い出しました。
「早くやりたいから、出してよ。」
と言います。
「だって、まだクリスマスじゃないでしょう。クリスマスになったら、出してあげる」
と言ったのですが、
「今やりたい!」
と言い、
「どこにしまってあるの?ねぇ、教えて!」
と、家のあちこちの扉を開けて探していました。
品物が入っていた場所も開けて見ていたのですが、宅急便の袋に入れたままにしておいたので、気づかなかったようです。
「あっ、見つかっちゃったかな?」
と思っていたのに、
「ねぇ、どこにあるの?」
と聞くので笑ってしまいました。
その後、探すのはあきらめたらしくまたテレビを見始めました。
私は、娘に電話して、ゲームをやりたがっているから、出しても良いかと確認し、娘のOKが出たので、カセットを出して、
「音読の宿題をやったら、遊んでも良いよ」
と言うと、まめの態度は一気に変わりました。
だらだらと、テレビを見ていたまめは、さっさとテレビを消して、音読メモのようなものを出しました。
音読は、掛け算の九九でした。
6の段から9の段まで言って、終わります。
たったそれだけなので、すぐに終わりました。
まめは、「終わった~!」と言い、
「宿題が全部終わると、気持ちが良いね、うれしいね!どうして、こんなにうれしいんだろう」
と言って、いそいそとゲームカセットを出して、ゲームを始め、その後、それを持って、近所の家に遊びに行きました。
孫だし、私にとっては、たまの事だから、笑ってまめの相手をしているけれど、これじゃ娘がイライラして腹を立てるのもわかるなぁと思いました。