あきらめない男

私の毎朝の日課になったウォーキング。
たった１５分間くらいですが、欠かさず歩いています。
朝のウォーキングを始めてから、かれこれ１ヶ月半くらいになると思います。
しかし、どうしても私の日課に慣れない男がいます。

私が家を出ると、すぐにヒーンヒーンと言う声が聞こえます。
クマが私を追って、ないているのです。
一緒に行きたいらしい。

クマはすでに朝の散歩から帰って食事も済んでいるのに、自分も連れて行ってほしいらしい。
主人の話だと、勘九郎はすぐにあきらめるけれど、クマは、私が行った後、玄関でヒーンヒーンとなき、その後ヒーンヒーンと部屋中を走り回るそうです。
そして、一通り走り回った後、再び玄関で私が帰るまでじーっと待っているそうです。
上の写真のように勘九郎も一緒の時もあり、クマ一人の時もあるようです。

当然、今朝も鳴いてました。
そして、ただひたすら、こうして私の帰りを待っているらしい。
（二枚の写真は主人が撮影しました）
私が帰ると、そりゃあもう大喜び。
何時間も留守にして、帰ってきたような喜びようです。
もう一ヶ月以上も続いているのに、いつまで経ってもあきらめない男です。
私は行ってしまうからわかりませんが、家に残っている主人は、クマの様子を見ているとかわいそうだと言って、ため息をつきます。
でも、クマを連れて行けば、勘九郎も行きたがるし、２匹連れのウォーキングだと、あっちへ寄りこっちへ寄りで、時間もかかるし、同じテンポで歩けないので、連れて行くわけには行きません。
たった１５分のことなのに、こんなのがこの先もずっと続くのかなぁ

我が家にいるもう１匹のワンコ、ハイジおばちゃん。
おばちゃんは、朝は、私の後は追いません。
一人でまったりと、布団と同化しています。
気持ち良さそうにしているので、布団をたたむこともできません。

シーツや枕と同化してしまって、目の悪い私は、気づかずに踏み潰しそうになります。




そうそう、
ウォーキング中のことですが、以前クマを怖がらせたヒューパーンという音が、しなくなったと思ったら、先月の末くらいから、こんなものが設置されました。

これは、スポンという感じの音がします。

刈り取られた麦畑の後に何箇所か設置されていて、くまはこれに対しては何の反応もせずに、通り過ぎます。
家にいても音は聞こえてくるのですが、これは、怖くないようです。
でも、私は苦手です。
そばを通ると突然鳴るので、驚いてしまいます。
私のような年寄りには、心臓に悪い。
何かの種を撒いたのかなぁと思っていましたが、７月に入ってから、この装置がなくなっているのに気づきました。


そして、よくよく見てみると・・・

たくさんの芽が出ているのです。

そうです。
ここは、ひまわり畑になるようです。
すっかり芽が出たため、鳥よけは必要なくなったみたい。
ひまわりの種は人間が食べてもおいしいもんね♪

またひまわりの季節がやってくるんだなぁ