はーちゃんの気晴らし日記

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落ち込んでます

2011年09月17日 | 我が家
娘が結婚してから、そろそろ6年になります。
娘のところにももうすぐ3人目が生まれるので、5人家族になります。
結婚してすぐに借りたアパートは3DKで、かなり手狭になってきました。
4畳半が主体なので、一部屋一部屋が狭いんです。

娘たちは、数年前から、自分たちの家が持ちたいと思いはじめるようになりました。
良さそうな物件があると見に行ったりしていました。
でも、なかなか蓄えもできず、娘も子育てに追われて働くこともできないまま3人の子持ちになり、家が欲しくても相変わらず、頭金がありません。
最近は頭金0円という不動産広告も多いし、返済計画を見ると、なんとか返済できそうな金額で書かれています。
ところが、いざ話を進めようとすると、銀行からの貸付が難しくなります。
と言うのも、娘のダンナの仕事が普通のサラリーマンではないからです。
個人事業主と言う扱いになります。
同年代で家を新築している友達と比べても、変わらないかそれ以上の収入はあるのですが、サラリーマンでないという理由で融資を断られてしまいます。

ある銀行からは、
「一円も貸せない」
と言われたそうです。

それで、新築では難しいので中古住宅を探すことにしました。
そして、手ごろな場所で手ごろな値段の中古住宅が見つかりました。
5DKなので、家族それぞれに部屋が持てるくらいの広さがあります。
返済計画を立てても、無理のない金額です。
現在のアパートの家賃と比べて、変わらないくらいの支払いで済む金額です。
この金額なら、貸してもらえるだろうと銀行を当たったのですが、どこに聞いてもダメでした。

再来年はまめたろうも小学校へ行くようになります。
娘たちはなるべくそれまでの間に家をなんとかしたいと考えていたので、落胆は大きかったようです。

サラリーマンならスムーズに融資が受けられるのに個人事業主だとダメなんだそうです。
今の時代、大手の会社だって、いつ突然倒産するかわかりません。
それなのに、会社と言う背景があると、銀行は問題なく融資してくれるけれど、後ろ盾がないとダメなんです。
娘たちは今のアパートに住んでから一度も家賃を滞納したことなどありません。
決して払えない金額では、ないんです。

最初は、娘夫婦に任せて、黙って様子をみていた私ですが、たまたま用事で会社に来ていた取引先の銀行の人と話すチャンスがあったので、聞いてみることにしました。
「全部の銀行に断れているんですけど、何とかなりませんか?」と。
会社の取引先の銀行ですから、最初から無下に断ることはなく、一応書類をそろえてくる様に言ってくれました。
そして、
「住宅ローンは無理だけれど、うちの銀行のプロパー融資ならなんとかなるかもしれない。。」
と銀行の担当の人は言ってくれました。
住宅ローンに比べると利息は少し高くなりますが、保証料も要らないし、利息が高くなると言っても、私たちが借りている住宅ローンの固定金利と比べても、それほど高利というわけではありません。
希望がつながりました。

でも、担当者が書類を銀行に持ち帰ると、やはり返事はノーでした。

がっかりでした。
今度こそ期待が持てると思っていた娘は、かなり落胆していました。
私もがっかりでした。
それを見て、私の会社の社長が
「支店長に電話して、かけあってやるよ。」
と言ってくれました。
そして、社長の一言は大きかった!
「銀行は頼むときばかり、しつっこく頼んできて、ウチの会社の社員が困っているのを助けてくれないのか?社員の家族のことは、社員のことと同じだ!」
と、電話で言ってくれました。
社長の一言と、私が20%程度の頭金を出すことで、融資が受けられることになりました。
ぶっちゃけた話、それは、私自身にもキツイ話ですが、娘たちもその分は必ず私に返済するという条件付きです。

そして、昨日、銀行へ行き、めでたくローン契約をかわすことができました。
私も同席することが条件だったので、時間をもらって行って来ました。
銀行の支店長さんが無類のサッカー好きで、娘のダンナとサッカーの話で盛り上がり、契約の話以外の雑談が多くて、午前中いっぱいかかってしまいました。
でも、それが功を奏して、契約を終えて帰る途中、銀行の担当の人から電話があり、
「支店長がとても良い印象を受けたらしくて、金利をもう少し下げてくれると言ってますよ。」
と言ってきました。
「ホントですか?!」
私たちは大喜びでした。

そして、早速不動産屋さんへ行き、ローンが下りることになり、一日も早く不動産の契約をして引越しの日取りを決めたいという話をしました。
ところが・・・
不動産屋さんが、売主に連絡すると、
奥さんが、
「私は、そんな話は知りません。主人が勝手にやっていることですから、主人に聞いてください。」
と。
しかも、そのご主人もいつも不在で会えないらしい。
不動産屋さんの話では、
「その家は、数ヶ月も前から売りに出されていて、なかなか売れないので値を下げている状態。なので、本当に引っ越す気があるなら、家の中もそれなりの準備が進んでいるはずなのに、家族は、全く普通の生活をしていて、引っ越すような気配が感じられないの。たまにあるのよね。売りに出していながら、買い手がつくと『売らない』と言う事が。」
ということでした。
娘の落胆は半端ではありません。
食欲もなく、ボーっとしています。
そりゃそうですよね。
やっと融資を受けられることになったのに、今度は家を売ってもらえない。
別の家と言っても、服を買うわけではないので、そんなに簡単に別の家があるわけもありません。
娘たちがかわいそうでたまりません。

ホントに参った。
私も、落ち込んでます。




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