はーちゃんの気晴らし日記

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右足のパテラの手術

2009年06月22日 | 勘九郎
先週の土曜日は、勘九郎のパテラ(人間のひざに当たる部分のお皿がズレル病気)の手術に山梨の病院まで行って来ました。

娘が親しくさせていただいている先生に勘九郎の事を相談したところ、手術をしてくださるとのこと。
足の関節のずれがどの程度のものか、体調は大丈夫かなど、検査をすることになりました。
生まれつき心臓が悪い勘九郎なので、麻酔などによる突然死も心配でした。
左足の時は大丈夫でしたが、あのときより年齢も行っているし、心臓の具合も悪くなっているかもしれません。

状態によっては検査後、すぐに手術ができるかもしれないというので、前日は勘九郎をお風呂に入れたり、勘九郎が手術後に家で過ごすためのベッドを組立てたりと大忙しでした。

先生ご夫婦は動物病院に勤務しながら、ずっと大学病院でも研究を続けられていたので、最新の動物医療にも詳しいのです。
それで最近のパテラの手術は、以前のようではなく、症状によっては簡単な方法があり、よほどひどい状態でない限りは簡単な方法を取った方が本人の痛みも軽く、身体に優しいとのことでした。
勘九郎の場合は微妙な状態で、先生はずいぶん迷っていたようですが、とりあえず簡単な方法を取る事にしました。
理由は勘九郎の痛みが楽なことと、術後再度関節が外れるようなことがあっても、やり直しが効くということでした。

クマは、6月がワクチン月なので、ワクチンを打っていただきました。
娘は検査の手伝いで、病院の中です。


患者さんが途切れたとき、病院の中を案内していただきました。
最新設備が整った・・・と言うわけではありません。
先生曰く「お金がないから・・・」
と友達から譲り受けた中古の機械や設備を使っているらしいのですが、それがまた先生ご夫妻の手作り病院という感じで好印象でした。
まだ開業したばかりですが、患者さんが次々と訪れてくるようで、良かったなと思いました。

受付


第一診察室


待合室


病院の外、中のあちこちにこんなフックが取り付けてあって、
リードがつなげるようになっています。


結局手術をすることになったので、私たちは、昼食を摂ったり付近を観光したりして、勘九郎の手術が終わるのを待ちました。


ところで勘九郎ですが、手術は大成功。



ほとんど溝のなかった関節部分を深く削って、ずれた部分を元に戻し、関節を包んでいる膜の両サイドを固めることによって、今後もずれにくい状態にしていただきました。

包帯を巻いているせいか、勘九郎はその日は、ずっと立ったまま。
どんなに座らせようとしても一日中、立っています。
もしかしたら、立ったまま居眠りをしていたのかもしれません。
夜中も目を覚ますと、じっと立っています。
抱いてやると、眠ります。
でも、いつの間にか気づくとまた立っているので、先生にそんな様子を報告すると、予定より早めに包帯を取ろうと言う事になりました。

こんな風にずっと立ったままです。

ベッドはまめたろうのベッドを使いました。



昨日の夕方になって、やっと座るようになり、一安心です。


こんな風に自分で体勢も変えるようになりました。


今朝も、ベッドでじっと座ったまま、私を見送っていました。
先生も心配してくださって、毎朝メールで問い合わせをしてくださいます。
でも、これで一安心。
日に日に痛みも楽になり、順調に回復していくだろうと思っています。




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